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大地に根を張るイメージで

 勉強のイメージっていうのは

 

 何というか…

 

 大地に根を張る雑草のイメージ。

 

 地中深くまで

 

 地道に根を張り、

 

 強風が吹き荒れても

 

 ビクともしない雑草。

 

 勉強の在り方もそうであってほしい。

 

 

 根っこがしっかり地中にはれていないと

 

 安定感もなければ、

 

 より高みへと成長することができないように、

 

 基礎固めのされていない生徒の成績は

 

 安定感もなく、

 

 伸びる要素も垣間見ることができない。

 

 

 

 大地に根を張るという地味な作業。

 

 めんどくさがる子が多いけれど、

 

 そこを避けて

 

 真の学力向上はあり得ない。

 

 自分が台地に根を張るような学習ができているかどうかは

 

 暗記重視の定期テストだとわかりにくいのだが、

 

 実力テスト用の勉強をしていると

 

 如実に現れてくる。

 

 どうだろう?

 

 今、中3生たちは

 

 まさにそんな状況ではないのかな?

 

 第2回岡崎学力テストの実施時期が近付いているため、

 

 市内の各中学校では

 

 過去問2~3年分が配布されている。

 

 岡崎学力テストの問題自体は

 

 入試に似せた構成にはなっているが、

 

 そこまでの難易度ではない。

 

 確かな基礎が身についている生徒は

 

 各科とも40点を下回ることはない。

 

 しかし、

 

 現実には40点台がとれない生徒が多く存在する。

 

 岡崎学力テスト前になると

 

 いつも以上に質問も多く受けるが、

 

 そもそも基礎を覚えていなくて

 

 あるいは基礎が定着していなくて解けないだけで、

 

 少し説明したり、基礎知識を引っ張ってくるだけで

 

 あっさりと納得できてしまうものばかりだ。

 

 要は、

 

 大地に根が張れていないんだよね。

 

 岡崎学力テストだろうが

 

 高校入試だろうが

 

 応用問題といっても

 

 基礎知識が複数組み合わせてあるだけのものばかり。

 

 

 なぜ解けないか?

 

 どうやったら解けるようになるか?

 

 そんな問いには

 

 こう答える。

 

 “基礎が定着していないんだよ”

 

 とね。

 

 

 うわべだけじゃなく、

 

 確かな基礎が身についていると、

 

 いろんな種類の問題に対応できるのだが、

 

 目先の問題しかできないような

 

 解法のみ丸暗記の勉強では、

 

 知ってる問題は解けても

 

 少し問われ方が変わるだけで

 

 途端に解けなくなる。

 

 その時点で判明するんだよ。

 

 本当の基礎力は身についていないってね。

 

 

 岡崎学力テストの過去問が配布されている今の時期は、

 

 自分に確かな基礎力が身についているかどうかを知る

 

 いい機会である。

 

 各科とも40点以上が安定してとれるのであれば、

 

 特に勉強の仕方に問題はないと思う。

 

 一方で、

 

 20~30点台に沈む場合は

 

 基礎基本に立ち返る必要がある。

 

 教科書ベースで基礎知識を再確認し、

 

 覚えるべき基本事項を覚えなおしてから、

 

 再度、問題を解き直そう。

 

 そして、

 

 数日あけてから、(ここ大事ね)

 

 前回間違えた問題を再度解くことができれば、

 

 本番で類題が出てきても

 

 対応できる可能性はグッと高まるよね。

 

 そうやって

 

 少しずつ根を張っていくんだ。

 

 多少、問われ方が変わったぐらいでは

 

 ビクともしなくなるようにね。