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おもしろく感じるまで突き詰める

 愛娘がこんなことを言っていたらしい…。

 

 勉強あまり好きじゃない…。

 

 わかる。

 

 その気持ち。

 

 わかるぞ~。

 

 昔は自分もそうだったからね。

 

 でも、

 

 このままでは望む道を歩めないと告げられた時から、

 

 危機感を感じ、

 

 本気で勉強に取り組んだ。

 

 そうしたら…

 

 時を追うごとに

 

 頭の中で

 

 細切れになって沈んでいた情報の破片が

 

 浮かんできて、

 

 集まりだして、

 

 そして結びつき始めた。

 

 

 断片的であった情報が

 

 集約されたそのときから、

 

 突如として

 

 新しい世界への扉が開かれたかの如く

 

 勉強がおもしろいと感じるようになった。

 

 

 勉強が苦手だと感じる最大の原因は

 

 “わからない”

 

 ことが多いからだと思う。

 

 セミナーとかでもそうだけれど、

 

 まるっきりわからない(イメージのわかない)話を延々とされると

 

 つまらないし

 

 睡魔に襲われたりもするが、

 

 ある程度知っている内容のセミナーに行くと

 

 “おもしろい”

 

 と感じる。

 

 イメージがわくから、

 

 聞いていて飽きないんだよね。

 

 そこにプラスして

 

 新しい情報が得られる。

 

 そうすると

 

 さらに新しい世界が見えるようになる。

 

 勉強もそうじゃないかな…。

 

 

 努力を継続して

 

 “わかる”

 

 ものの範囲が広がってくると、

 

 いろいろな情報が結び付き始め、

 

 “なるほど、そうか!”

 

 と思う場面が増えてくる。

 

 そうすると

 

 勉強が楽しくなってくる。

 

 そうなると、

 

 知的好奇心がそそられるから、

 

 さらにいろいろなことを知ろうと努力する。

 

 努力をするから

 

 さらに学力がついて

 

 わかるものが増え

 

 解ける問題のバリエーションも増えることで

 

 成績がドンドン向上する。

 

 こうして

 

 好循環が生まれる。

 

 ここまでくると、

 

 もう勝ち組だよね。

 

 

 愛娘にも言うんだけどね…、

 

 面白く感じるようになるまで

 

 頑張ってみてごらん。

 

 たるい

 

 とか

 

 つまらない

 

 とか言っている子ほど

 

 結局、やっていないんだよな。

 

 中途半端にやってるから

 

 苦痛でしかしないんだよ。

 

 これは何も勉強だけではない。

 

 将来的に

 

 みんながどのような職に就くかわからないけれど

 

 人生の先輩としてアドバイスを送るなら、

 

 おもしろそうなものを探すのではなく、

 

 自分でおもしろいと感じるところまでやってみろ。

 

 誰かに面白くしてもらうのではなく

 

 自分で面白くしろ。

 

 って感じだぞ。

 

 没頭することで

 

 初めて見える世界がある。

 

 本気でそう思う。