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明確な違い

 1回1回の通常授業では

 

 なかなか目立たないのだが

 

 季節講座やテスト対策期間に入ると

 

 顕著に現れる…。

 

 それは…

 

 “意識の差”

 

 である。

 

 学伸塾で爆発的に伸びる生徒の特徴として

 

 素直であることと、

 

 塾に対する信頼度の高さが挙げられる。

 

 要は、

 

 素直にアドバイスに従って

 

 ひたむきに

 

 結果が出るようになるまで頑張るってことね。

 

 当たり前のことだが、

 

 これが実行できる子はそんなに多くはない。

 

 優先順位が上手くつけられない子は多いんだよ、実際…。

 

 こういう生徒たちは

 

 塾の授業と学校の授業、自宅学習を三位一体のものとし

 

 効率よく頭に必要な情報を刷り込んでいく。

 

 解き直しの仕方もわかりやすい。

 

 伸びが大きい生徒ほど

 

 根本理解をしてから解き直しに入る。

 

 決して表面上の直しをしない。

 

 だからこそ、

 

 思考力も応用力もつき、

 

 爆発的に上がるのである。

 

 

 一方で、

 

 塾に通っていても

 

 期待したほどの効果が現れない子もいる。

 

 できるようにならない理由は明白。

 

 自分のやりたいことを優先し、

 

 やるべきことを普段からやっていない、

 

 いわば優先順位のつけ方がおかしい自分に甘いタイプ。

 

 こういう生徒は

 

 総じて普段からの知識の積み上げがほとんどない。

 

 積み上げたものがないのだから、

 

 演習に時間もかかるし、間違いも多い。

 

 よって過剰に塾滞在時間が延びるのだが

 

 本人は

 

 “〇〇時間も頑張った”

 

 と自己満足に浸る。

 

 その無駄にかかった時間で

 

 他の生徒たちが何を追加で学んでいるのかを気にすることもなく…。

 

 また、

 

 間違えた量が多すぎるため

 

 とりあえず終わらせようと

 

 その場しのぎの丸暗記(もちろん意味など理解しようともせず)を繰り返すため

 

 知識として情報が定着せず、

 

 もちろん応用力や思考力が伸びることもなく、

 

 結果として、

 

 塾滞在時間と比例しない残念な結果ばかりを残すのである。

 

 学校と塾と家庭学習の三位一体など

 

 望むべくもない…。

 

 

 同じ塾の通い、

 

 同じ授業を受け、

 

 同じ学習素材を与えられても

 

 大きな差が開く理由はちゃんと存在する。

 

 明確な差をもたらすものは

 

 本人の“意識”である。

 

 これは間違いない。

 

 常日頃から生徒たちにも伝えるのだが、

 

 家庭学習による自学(とくに反復学習)、

 

 学校や塾の授業、

 

 その中の1つでも疎かにするようであれば、

 

 塾通いの効果は薄れる。

 

 入塾後に大きな成績の伸びが見られない生徒は

 

 今一度、自分自身の学習に対する意識や姿勢の在り方を見つめ直そう。