愛知県教育委員会のホームページを見ると、
公立高校入試におけるコロナウイルス感染症の対応が
発表されている。
まず、
3月18日の“合格発表”については、
各高校での掲示およびウェブページでの発表
となっている。
おそらく人数は多くはないであろうが、
春の風物詩は残されたわけだ。
これはこれで良かったと思う。
一方で…
公平性を考えると、
「これはどうなのだろう?」
と思うものもある。
それは、
“新型コロナウイルスへの感染等により学力検査を受検できなかった場合”
の項目である。
「2校志願者で、相手校の学力調査(追検査を含む)を受検した場合は、受検できなかった高校にお
いて相手校の学力検査の答案を採点し、合否判定を行う」
とある。
う~ん、ちょっと引っかかるね…。
でも、
“やむを得ない”のだろうし、
件数もかなり少ないレアケースだとは思うけどね…。
例えば、
本命がB日程の高校だとして、
A日程の高校は受検できたが、点数が伸びなかったとする。
B日程の日までにコロナウイルス感染が判明し、B日程入試が受検できなかったとすると、
その点数が伸びなかったA日程の答案で
本命のB日程の合否判定が行われる
ということである。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
もっとも、
その逆もありうる(A日程入試でかなりの得点率を残せた。(∩´∀`)∩)わけだけどね…。
コロナ禍なので、
特例として
“1校でも受検できたのであれば、その答案で2校分の合否判定を行いましょう”
ということだ。
ただし、
教育委員会にも確認したが、
あくまで“コロナウイルス感染”による欠席の場合なので、インフルエンザ等はあてはまらない。
また、
A・B日程両日とも受検ができなかった場合は、
3月24日に実施される「特別の追検査」の結果にて、合否判定を行うとのこと。
ただし、こちらは1校分しか判定を受けられない。
ふむ。
体調管理をしっかりし、
行動にも気をつけるなど、
リスク管理をしっかりとしないと、
納得のいかない結果を招きかねない。
例年以上に、
神経をすり減らす受検となりそうだ。