単純計算で間違える生徒を見ると、
正しい手順が書き出されていないことが多い。
本人は、自分が正解できなかったことに対し、
“単なるケアレスミス”
と捉えているのだろうが、
僕は違う捉え方をする。
僕の捉え方は、
“できない生徒には解答プロセスが書けない”
である。
めんどくさがる性格も正答の邪魔をしている部分もあるだろうが
途中式を書きだすということは
自分の思考の流れを具現化するということ。
それが正しくできない時点で、
そもそも理解できている、身に付けているとは言い難い。
決して単純作計算だからと甘く見ないこと。
キチンと途中式を書きだしつつ
素早く正確に手順が追えるようにしよう。
書き出しながら、頭の中が整理されるんだよ。