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本気度

 中3生たちには

 

 入試から逆算して、

 

 テキスト演習の課題を出しているのだが、

 

 点検をしていくと、

 

 その生徒の志望校合格にかける思い・本気度・覚悟

 

 透けて見えてくる。

 

 もちろん、“すべて”とまでは言わないけどね…。

 

 

 指導する側も人間であり、聖人君子などではない。

 

 どうしてもいろんな感情が出てくる。

 

 頭の中の知識をアウトプットしながら、

 

 何かを得るべく真剣に課題に取り組んでいる生徒

 

 何の痕跡もなく

 

 そこから何かを得ようともしていない、

 

 やっつけ仕事的に答えのみを書いてくる生徒

 

 への対応が同様になるわけはない

 

 周囲の人間がサポートしたくなるような

 

 姿勢・行動を示すのも

 

 大事なことではないのかな?

 

 本気度の高い生徒には

 

 より手厚いサポートをしようと思うが、

 

 その場を適当にやり過ごそうとしている生徒には

 

 必要最小限の対応しかしようと思わない。

 

 その結果、その生徒が入試に失敗しようとも

 

 それも1つの勉強ではないかと考えている。

 

 そこから自分の在り方を省みて、

 

 その生徒の思考や行動が変化するのであれば、

 

 それは単なる失敗ではなく、

 

 自己成長のための貴重な経験へと変わるわけだしね。

 

 すべての生徒を公平に扱うべきでは?

 

 とお叱りを受けるかもしれないが、

 

 あくまで最低限の対応はするけれども、それ以上をしようとは思わない

 

 という意味であって、

 

 放っておくということではないので悪しからず…。

 

 

 さて、

 

 何度も書いているし…

 

 しつこいと思われるかもしれないが…

 

 徹底して浸透しているとは思えないので、

 

 また書くよ。

 

 課題に意味を持たせるのは、自分の意識や取り組み方次第である。

 

 せっかくやるのであれば、

 

 自分にとって最大限のプラスになるように活用せよ。

 

 演習を重ねても効果が薄い・出ないとすれば、

 

 それは取り組み方や意識に問題があるということに他ならない。

 

 LINEで質問できる環境、

 

 自習室が使える環境、

 

 授業の前後で質問できる環境

 

 がありながら、

 

 そういったものを有効活用しようともせず、

 

 ただの作業に終始しているようであれば、

 

 もったいないよね。