公立高校入試も終わり、
他塾さん(特に集団授業塾)は新年度授業を実施しているであろうこの時期に、
中2生たちには、
今日も、敢えて今回の公立高校入試問題(中1・2範囲)の演習と解説を実施した。
個別に見ると、高い正答率を残している生徒もいるのだが、
全体としては、散々な結果…。
“例年よりも易しめに問題が作成されている”
ことを伝えると、大半の生徒が苦笑い‥。(;^_^A
定期テストレベルではそれなりの結果を残している学年ではあるが、
やはり暗記偏重の傾向が強く、
まだまだ、グラフや文章からの読み取り、情報分析、既存知識の活用といった面が弱い。
これは、単に問題慣れしていないという次元ではなく、
普段の問題演習への取り組み方に起因すると考えている。
今のままの勉強の在り方では、
当日点が取り切れない可能性が高い。
よって、
これからの学校課題への取り組み方についての話もした。
解説をするにあたっても、
どういう道すじで正解にたどり着くか
という見本となるものを提示したつもりだ。
のちのち、入試演習の時間を多く取るために、
今のうちから予習授業を進めることもアリだと思うが、
深く掘り下げられた問題に触れることで
だれだけのことを要求されているのかを知り、
学習意識や今後の取り組み方が変わってくることの方がもっと大事だと考えているので、
先取りはしないようにしている。
近々実施予定の
高校入試のシステムや合否判定のしくみに関する説明
と合わせて、受験生らしい姿勢・心構えを早期に身に付けさせたい。