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ギリギリのタイミング

 一部の

 

 “自学”によって

 

 学年順位上位2割ほど

 

 を確保できている生徒以外にとっては、

 

 今がまさに

 

 入塾のギリギリのタイミング。

 

 部活を引退してから入塾を検討‥

 

 というのは、遅すぎるし、勉強を甘く考えていると言わざるを得ない。

 

 

 

 現状の入試のシステムを考えると、

 

 内申点が多いに越したことはない。(特に実力不足の生徒)

 

 中3の3学期内申は、基本的に1年間の総合評価としてつく。

 

 しかし、中3の夏休み以降に入塾する場合、

 

 すでに1学期の評定は出てしまっている状態なわけだ‥。

 

 仮に2学期を過去最高の努力で過ごしたとしても、

 

 周りも同様に努力しているわけなので、

 

 思うほどは成績は上がらないだろう。

 

 尚且つ、1学期の内申が思わしくなければ、(だから入塾するのだろうし‥)

 

 3学期の内申は…

 

 ‥

 

 ‥

 

 もはや言うまでもないよね。

 

 

 

 また、

 

 内申点を上げるためには定期テストで好成績を収める必要があるが、

 

 そもそも中3の定期テストには、前学年までの復習内容が3割ほど含まれることが多い。

 

 よって、

 

 中3内容だけを必死に追いかけていても、

 

 思うように得点は伸びない。

 

 さらに、

 

 学習カリキュラムというものは、

 

 前学年の内容が身についているという前提で組まれているので、

 

 前学年の内容で不足部分が多ければ多いほど、

 

 新たな学習内容を身につけること自体が難しくなるわけだ。(特に数・英)

 

 数学だけならまだしも、

 

 英語の学習負債は特にね…。

 

 

 

 

 そして、

 

 何より深刻なのが、

 

 キチンとした勉強習慣・勉強体力がついていないこと‥。

 

 失われているものを取り返すために

 

 人並み以上の努力が必要な生徒が、

 

 粘り強く学習できない、となれば…、

 

 伸びは期待できるはずもない。

 

 

 新年度になれば、宿題用の新たな教材が配布される。

 

 当面は、それらを効果的に活用することで、立て直しを図ることができる。

 

 大いなる復習のチャンスだよね。

 

 それこそ、

 

 授業日以外にも自習室に宿題を持ち込んで、

 

 質問をしながらの確認作業をすることもできるわけだしね。

 

 

 

 いろいろと考えると、

 

 受験生になる生徒が入塾を検討するのであれば、

 

 このタイミングを逃すと、浮上しにくくなるのは想像に難くない。

 

 高校受験の選択肢を少しでも多く持ちたければ、

 

 早く動き出そう。

 

 自分の可能性に蓋をしないためにも、ね。