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公立高校合格発表

 今年度も、無事に(?)受験生たちの進学先が決まった。

 

 コロナ禍の影響で、

 

 例年よりも入試の難易度が下がる(=ボーダーが上がる)

 

 という話だったため、

 

 こちらの経験上のボーダーラインはあてにはならないのかな…

 

 と考えていた。

 

 生徒たちからの自己採点結果の報が届くたびに、

 

 「例年なら大丈夫だが、今年はどうだろう…?」

 

 と、随分不安になったものだ。

 

 体質上、ストレスがかかると口内炎ができるのだが、

 

 今年に関しては…

 

 入試以降、3つもの口内炎が猛威を振るった…。( ;∀;)

 

 合否結果が読めないことが、こんなにもストレスとは…。

 

 生徒たちもさぞかし不安だっただろうと思う。

 

 

 そして、今日、

 

 いよいよ合格発表であった。

 

 自分の足で掲示板を見に行こうと思い、

 

 支度をしていると、

 

 次々と生徒たちからLINEで合格の一報が届く。

 

 当初から自分の目で結果を確認するつもりであったため、

 

 特に連絡をするようにとは伝えていなかったが、

 

 喜びと感謝の気持ちをいち早く伝えてくれたようだった。(∩´∀`)∩

 

 

 受験生たちの邪魔にならないようにと、

 

 10時半ころから生徒たちの受験校を回り始めた。

 

 おおよそ、

 

 こちらの予想通りの結果である。

 

 なんだかんだ言っても、

 

 北高や西高などは、

 

 そこまでボーダーラインが上がらなかったようだ。

 

 例年通りならボーダー付近だろう

 

 とハラハラドキドキしていた生徒2名の

 

 “本校に合格”

 

 の文字を確認したときは、

 

 瞬時に鳥肌がたった…。

 

 なぜだかわからない…。

 

 が、

 

 ホッとすると同時に、

 

 何とも晴れやかで穏やかな気持ちになった。

 

 口内炎の痛みも、

 

 まるで何事もなかったかのように、

 

 スッと引いていった。(その後、キムチ牛丼を食べて痛みが復活したことはここだけの話である…。)

 

 

 さて、

 

 全員の進学先を確認してきた。

 

 生徒たちの頑張りによって、

 

 学伸塾創立以来、過去最高の進学実績となるのだが、

 

 必ずしも全員が満足のいく結果とはならなかったため、

 

 やはり悔いが残る…。

 

 ちがう手は打てなかったのか…、

 

 それによって今回と違う結果には導けなかったのか…と。

 

 それが例え、チャレンジ受検だったとしても…だ。

 

 チャレンジする以上は、

 

 そこに合格することを目標に、

 

 生徒たちは頑張ったわけだからね…。

 

 

 しかし、

 

 “覆水盆に返らず”

 

 である。この現実は受け入れなければならない。

 

 そのうえで、

 

 生徒たちも僕も、

 

 “次”を考えて、

 

 “先”を見据えて、

 

 “今”を大切にしつつ、

 

 “前”に進んでいかなければならない。

 

 変えられるのは“まだ見ぬ未来”だけ。

 

 ならば、

 

 少しでも“未来”が自分の望むものに近づくように

 

 日々を大切に積み重ねていくしかない。

 

 “今できること、今しかできないことを大切に…”

 

 そんな思いを胸に、歩み続けよう。