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仕分けで満足するな!

 問題演習の1周目は

 

 単なる“仕分け”作業

 

 である。

 

 今この時点における

 

 “解ける問題”と“解けない問題”を選別したに過ぎない。

 

 そして、

 

 その作業は、勉強とは呼べるものではない。

 

 本当の学び

 

 2周目以降にある。

 

 

 だって、そうだろう。

 

 “できなかったものをできるようにする”のが

 

 “学ぶ”

 

 ということだなのだから。

 

 よって、

 

 解説を読み込んだり

 

 それでも理解できなければ教えてもらうなどして

 

 最低でも間違えた問題を中心に

 

 2周以上はやらなければ

 

 力はつかない。

 

 

 宿題などをちゃんんと提出しているにも関わらず

 

 成績が振るわない生徒っているよね。

 

 そういう生徒の大半は

 

 仕分け作業をしただけで

 

 勉強をした気になっているだけ。

 

 学びの本質が見えていないのだ。

 

 

 さて、

 

 今週から“学伸テスト週間”に入った。

 

 塾のテキスト課題があるため、

 

 普段よりも演習量が多くなる。

 

 これって、

 

 “絶好”の学びの機会だよね?

 

 一番、学力が伸びるときだよね?

 

 わざわざ早めに範囲表を出したよ?

 

 連休もあるよね?

 

 学伸テストは

 

 各自が積み重ねたものが

 

 残酷なまでに数字に反映されるテスト。

 

 キッチリと学習したのかどうかが

 

 はっきりと表れる。

 

 そこに能力は関係ない。

 

 できなかったものをできるようにしよう、

 

 結果を残してやろう、

 

 今まで以上の自分になろう、

 

 そういう強い意思で、

 

 指定されたものをやり抜いたかどうか

 

 ただそれだけである。

 

 

 もう一度書くが、

 

 一周目の仕分け作業で満足することのないように。

 

 課題は終わらせるためにあるのではない。

 

 自らを高めるための素材なんだ。

 

 素材を活かすのは自分。

 

 他の誰でもない。