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シビアな判断が必要かもね…

 一部の中1男子たちには、

 

 シビアな判断が必要かもしれないな…。

 

 

 数日かけても、

 

 こちらが課した最低限度のものが

 

 完了しない。

 

 それでは成績は上がらないし、

 

 現状維持もできない。

 

 中間テストのような結果は

 

 もはや望むべくもなく、

 

 大幅に下がるのが当然の理である。

 

 塾講師がこんなことを言っていいのかと

 

 お叱りを受けそうではあるが、

 

 それが現状であり、

 

 今の中1男子たちの真実である。

 

 ハッキリと言ってしまえば、

 

 例年の塾生基準に到達できていない子が

 

 多い。

 

 それは単に学力だけではなくて、

 

 精神面でも…である。

 

 だから、

 

 必要なものをやり切るところまで

 

 持っていくことができない。

 

 消費する時間に対する学習効果は

 

 非常にコスパの悪いものとなってしまう。

 

 かと言って、

 

 本人たちが

 

 危機感を覚えて

 

 必死になっているようにも思えないし、

 

 言われたことに対する意識が

 

 持続しないのも問題。

 

 僕の言葉に説得力がない

 

 あるいは

 

 指導力に欠けている

 

 と言われればそれまでだが…。

 

 でもさ、

 

 これまでの自分を変える気持ちがあるからこそ

 

 学伸塾の門を叩いたんだよね?

 

 そもそも向上心がなければ

 

 ここは来てはいけない場所なんだから。

 

 ここに至るまでに

 

 やるべきことをやりきらず、

 

 多くの勉強負債をかかえてきているからこそ、

 

 一気に苦しくなったんだよね?

 

 自分たちではどうにもならないから

 

 変わる環境を求めてるんだよね?

 

 じゃあ、

 

 まずはアドバイスに耳を傾けて

 

 さっさと行動を変えるみるしかないよね?

 

 行動を変えて

 

 それを続けていけば、

 

 思考も変わり、

 

 やがてそれが習慣になるんだからさ。

 

 今は苦しくても

 

 そこまで頑張らないと

 

 自分の中で大きな変化は起きないよ?

 

 

 

 今の苦しみから解放される方法は

 

 ざっくり2つね。

 

 1つは

 

 この状況に背を向けて逃げ出すこと。

 

 これが一番、精神的にはラク。

 

 その代わり、

 

 様々な選択肢や可能性を失うことは言うまでもない。

 

 将来を棒に振ってまで

 

 目先の楽を選びたいのであれば、

 

 是非ともそうすればいい。

 

 ただし、

 

 どんな結果となろうとも、

 

 決して周りの環境を恨むな。

 

 その結果の原因は

 

 自分の行動と思考と決断にあるんだよ。

 

 

 

 もう1つは

 

 苦しみに立ち向かって打ち勝つこと。

 

 基礎学力を上げていき、

 

 今は当たり前でないものが

 

 当たり前にできるようになればいい。

 

 練習不足でできないから苦しいんだよ。

 

 練習してできるものが増えていけば、

 

 自分に自信がつき、

 

 もっと前向きに取り組むことができるようになる。

 

 それによって

 

 さらにできるものが増える。

 

 この好循環が

 

 自分の新たな可能性を生み出すんだ。

 

 

 後者を選択できるのであれば、

 

 まだまだ改善と向上の余地がある。

 

 学伸塾に残る道もあるかな。

 

 

 人って

 

 言うほど簡単には変わらないからね。

 

 指導する側も

 

 指導される側も

 

 膨大な覚悟とエネルギーが必要なんだよ。

 

 いろいろな駆け引きもある。

 

 タイミングの見極めもある。

 

 何より時間もかかる。

 

 どこまで我慢がきくか…だな。