· 

現状を変えたいかどうか、それだけのこと。

 夏期講習が目前ということもあり、

 

 期末テスト後から、

 

 数名の子が体験授業に参加してくれている。

 

 普通なら、

 

 積極的に声掛けをして、

 

 入塾へとつなげようとするのだろう。

 

 僕も、

 

 雇われている身のときは

 

 塾全体の売り上げを考え、

 

 そうしてきた。

 

 

 しかし、

 

 独立をした現在は

 

 経営者失格レベルといえるほどに

 

 営業をしない。

 

 体験が終わっても、

 

 決まって僕の声掛けはこう。

 

 「この先どうするかは、

 

  保護者と慎重に相談して決めて。」

 

 「結論が出たら、連絡してね。」

 

 これだけである。

 

 

 学伸塾では

 

 体験期間中であっても、

 

 通塾生と同様の対応をする。

 

 残留指導もするし、

 

 翌日に追加で補習することもある。

 

 粗相があれば叱られる。

 

 まぁ普通じゃないよね。(笑)

 

 でも、

 

 それでいいと思っている。

 

 ありのままを知ってもらい、

 

 そのうえで、

 

 学伸塾で頑張る覚悟があるのかどうか

 

 を問うのだ。

 

 現状を変えようという強い意思

 

 がある生徒は

 

 それでも学伸塾で学ぶことを選択する。

 

 そこまでの覚悟がない生徒は、

 

 辞退という選択をする。

 

 どちらを選ぼうとも、

 

 本人たちの決断だ。

 

 僕がするのは、

 

 その決断を尊重することだけである。

 

 

 

 現在参加してくれている体験生たちが

 

 最終的に

 

 どのような決断を下すかはわからない。

 

 ただ、

 

 自分の中で、

 

 現状を変えたいという向上心

 

 が芽生えているのであれば、

 

 今までと違う環境に身を置くべきである。

 

 少なくとも、

 

 今まで通りを貫けば、

 

 ほぼ、

 

 今まで通りの結果が繰り返されるだけだろうからね。

 

 今、

 

 自分がどうありたい

 

 と思うのか。

 

 その気持ちを大事にしよう。