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付け焼刃は脆い

 相も変わらず、

 

 その場しのぎの

 

 チェックテスト丸暗記勉強を

 

 してくる生徒たちがいる…。

 

 それ、

 

 その日のチェックテストは

 

 誤魔化しがきくのだろうが、

 

 活きた知識として

 

 時間をかけて

 

 吸収されたものではないんだよね。

 

 無機質に、

 

 思考もはさまず、

 

 ただ空欄部分を書けるようしたものなど、

 

 実戦では通用しないんだ。

 

 しかも、

 

 その場しのぎで構築したものは

 

 簡単に崩れるんだよ。

 

 脆いんだ。

 

 悲しいくらいに

 

 記憶から抜け落ちていくよね…。

 

 いつまで繰り返す?

 

 その

 

 己の糧、血肉にならない

 

 無駄な丸暗記。

 

 せっかく時間を割いてやるんだろ?

 

 じゃあ、

 

 プラスとなるように

 

 意識してやらなければ

 

 いろいろと

 

 勿体ないよな。

 

 

 

 理想は

 

 インプット3~4割、

 

 アウトプット6~7割、

 

 くらいの割合。

 

 ある程度の内容を

 

 キーワードとともに頭に入れたら、

 

 あとはアウトプットをくり返しながら、

 

 定着させていくんだ。

 

 それによって

 

 いつでも脳内から情報が引き出せるように

 

 脳内経路という名の道を

 

 踏み固めていく。

 

 この工程を挟むと

 

 丸暗記よりは時間はかかる。

 

 でもね、

 

 時間をかけて刷り込んだ分だけ、

 

 活きた知識として

 

 長時間に渡って

 

 脳内に保存できるんだ。

 

 学習の本質は、

 

 学んだことが活用できるようになること

 

 であって、

 

 与えられたものしかできないような

 

 丸暗記をすることではない

 

 からね?

 

 捉え方を間違えると、

 

 時間対効果が

 

 大幅にダウンしちゃうよ。