自学を通して
是非とも
身に付けてほしい力がある。
それは…
自分で調べる力
である。
塾生であれば
講師に質問すれば手っ取り早い
と感じるだろう。
でも、
よく考えてみてほしい。
何でもかんでも人に依存するということは
自分で調べ
必要な情報を獲得し
自己解決する力は決して養われない
ということである。
しかし、
社会に出たときに
重要視されるのは、
その
自分で調べ、解決していく力
に他ならない。
情報そのものは溢れるほど存在するのが現代。
混交玉石のさまざまな情報から
必要なものを抽出して
答えを導き出していく、
そんな力を養わなければならないんだ。
ある日、突然身につくようなものではないでしょ？
だからこそ、
勉強を通じて
そういう過程に慣れておく必要があるんだ。
そう考えると
自分でよく調べもせず
安易に答えを求めるものではないと思うよね。
自分なりに調べたけれど
腑に落ちかなかった、
とか、
どうしても理解できなかった
という部分があれば
ピンポイントに質問してもらうのは
ウェルカムだけどね。
“自分はこう考えたけれど、なぜそれが不正解かわからない”
というのがトップ層の質問の仕方。
“どこがわからないかもわかりません”
というのが、勉強と苦手とする子たちの質問の仕方。
調べればわかることは調べ、
それでもわからないことを質問しようとすれば
前出のような質問にならなければダメだよね。
さて、
自学の最中に
自分で調べる
ということを続けると
すばらしいおまけがついてくるんだ。
自分の欲しい知識・情報を調べる中で
それに付随するいくつかの知識
も同時に得られるはず。
１個のことを学ぼうとすれば
複数の活きた知識が獲得できるんだ。
しかも、
理解しようと頭を働かせながら
情報を読み込むのだから、
単に人に聞くよりも
頭に残りやすいよね。
理解も深まるよね。
そりゃあ
やらない手はないよね。
多くの塾生が
この力を養うための行動をとることを
願ってるよ。
※質問するなと言ってるわけじゃないからね。
調べればわかることは
まず自分で調べてみること。
そのうえで質問してくれたら
スッと説明が消化しやすいだろうからね。