· 

下げるのは簡単だが…

 覚えたはず…、

 

 練習したはず…、

 

 なのに…

 

 どうしてこんなに出来ないの…? ( ;∀;)

 

 

 入試形式の問題になると

 

 正答率が下がり、

 

 自信を無くし、

 

 不安に襲われ、

 

 やがては

 

 志望校のランクを下げようかと

 

 考え始める…。

 

 そんな生徒たちを

 

 これまで何人も見てきた。

 

 

 そこからの対応は

 

 大きく2つに分かれる。

 

 

 1つは

 

 危機感が生まれたからこそ、

 

 それを払しょくするために

 

 ガムシャラに勉強に没頭するタイプ。

 

 昨年の卒塾生を見ていてもそうだった。

 

 夏の全県模試の時点では

 

 志望校へのチャレンジすら厳しい状況

 

 であった生徒たちが

 

 毎日のように塾へ来て

 

 自学に励んだ。

 

 それこそ、

 

 手元にある教材を何度もやり込み、

 

 納得がいくまで思考し、

 

 解き直しをし、

 

 経験したことのある問題は

 

 条件反射で解けるレベルにまで引き上げていた。

 

 僕も

 

 随分と激しい質問攻めにあったものだ。(;^_^A

 

 その結果、

 

 見事に志望校合格を勝ち取っていった。

 

 決定的に人を動かすのは

 

 “危機感”

 

 という名の内発的動機付けなのだなと

 

 感じさせられたね。

 

 外発的動機付けと違って

 

 持続性もしっかりとあるんだよね。

 

 

 

 2つめは

 

 不安な気持ちに勝てず、

 

 半ば諦めたように

 

 志望校のランクを

 

 早い段階で下げにいくタイプ。

 

 精神的にはラクだろうね。

 

 現状の学力で

 

 無理なく入れそうなところまで下げるのだから。

 

 でもね、

 

 経験上、

 

 このタイプの生徒は

 

 下がり続ける…。

 

 坂道から転がるように、

 

 恐ろしい勢いで…。

 

 踏ん張るということから逃げてしまうと

 

 頑張り切れなくなっちゃうんだよね。

 

 ランクを下げて

 

 高校に入学してたとして、

 

 上位の成績を保っていることも稀だしね…。

 

 

 

 

 志望校のランクを下げることは

 

 願書を出すギリギリのタイミング

 

 でもできる。

 

 突きつけられた

 

 目の前の結果によって、

 

 不安な気持ちに苛まれ

 

 押しつぶされそうになるのもわかるが、

 

 今は、

 

 まだランクを下げに行く時ではない。

 

 不安を危機感に変え、

 

 勉強に没頭する時期である。

 

 以前のブログにも書いたが、

 

 “安心こそ毒”

 

 なんだ。

 

 目先の安心を得るために

 

 今頑張ることをやめてしまったら、

 

 枯れてしまうよ…。

 

 きっと

 

 大きな後悔しか

 

 残らないだろう。

 

 

 先でもできることは

 

 後回しでいい。

 

 今は、

 

 今しかできないことを

 

 徹底的にやる。

 

 それを積み重ねたその先に

 

 ブレイクスルーが待っている。

 

 あるとき、

 

 突然、

 

 グッと上がり始めるんだ。

 

 自分でもビックリするぐらいに。

 

 これは

 

 努力をした人間にしか体験できない

 

 貴重なものである。

 

 与えてくれるものは

 

 確かな学力と自信、

 

 そして

 

 新たな可能性の芽。

 

 確実に

 

 人生が変わるだろうね。

 

 その可能性を求め続けることが

 

 今必要なことなんだ。

 

 さあ、

 

 上を向こう。

 

 そして

 

 やれるだけのことをやり続けよう。

 

 自分の可能性を探るために。