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雑談の中に…

 例えば

 

 社会の授業で

 

 北陸地方の夏は

 

 意外と気温が高くなる

 

 ことを説明する際に

 

 フェーン現象の話をする。

 

 中2理科の地学分野で

 

 主に学習することではあるが、

 

 この原理を知っておくと

 

 北陸や盆地の夏の気温が

 

 異常に高くなることに合点がいくようになる。

 

 

 

 塾講師として

 

 授業を組み立てる際には

 

 さまざまな問題で活用できるように

 

 上記のような

 

 豆知識を挟んだトークを展開することを

 

 心がけている。

 

 しかし、

 

 生徒の中には

 

 我々の意図をわからずに

 

 こうしたトークの際に

 

 集中のスイッチを切る子もいる…。

 

 そして、

 

 プリントの穴埋めの解答に関する説明に戻ると、

 

 その解答のみを

 

 聴こうとする…。

 

 こうした行為は

 

 実に嘆かわしいことである。

 

 

 

 こういう生徒ほど

 

 得てして

 

 実力テストの得点が伸び悩む。

 

 

 本人は、

 

 授業プリントを丸暗記すればよい

 

 私はちゃんと勉強しています

 

 という認識なのだろうが、

 

 そんな勉強が通用するのは

 

 せいぜい定期テストまで。

 

 模試や入試では

 

 思考・理屈を挟まずに丸暗記したものなど

 

 通用しない。

 

 

 上位陣ほど

 

 講師のトークをしっかり聴き

 

 その中から

 

 様々な知識を獲得していく。

 

 だから、

 

 実力テストにも強いんだ。

 

 理屈や理論を通して理解しているから

 

 知識を応用できるんだよね。

 

 現状、

 

 学伸塾では

 

 僕1人で様々な教科を担当している。

 

 だからこそ

 

 教科の壁を越えて

 

 いろいろなことを織り交ぜて説明することができる。

 

 だてに20年以上も

 

 この業界でご飯を食べていけてるわけじゃないからね?

 

 しっかりとトークに耳を傾けてもらえれば、

 

 得るものはたくさんあるハズだよ。