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抽象的な表現では…

 その場しのぎで

 

 よく使われるのが

 

 “頑張る”

 

 という言葉。

 

 あまりに抽象的過ぎて

 

 何をどうしようというのが

 

 全く伝わってこない…。

 

 この言葉を口にしてしばらくは

 

 神妙な面持ちでいるが、

 

 数日もたつと、

 

 この言葉を口にした子たちは

 

 今まで過ごしてきた日常へと

 

 当たり前のように

 

 回帰していく。

 

 

 心底、

 

 自分を変えようと思う生徒は

 

 もっと

 

 具体性を持った言葉を口にし、

 

 それを行動に移し、

 

 継続する。

 

 そして、

 

 いい意味で化ける。

 

 

 そもそも、

 

 本気で頑張る子たちは

 

 “頑張ります”

 

 とは言わない。

 

 当たり前のように

 

 彼らは

 

 行動で示すんだ。

 

 これは、

 

 塾講師を生業としている人たちからすれば、

 

 共通認識であろう。

 

 

 周囲を納得させるのは

 

 抽象的な言葉ではなく、

 

 何をどのように実行するのかという

 

 具体性と

 

 それを具現化する行動。

 

 それを忘れてはならない。