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我慢と葛藤

 つくづく…

 

 つくづく思う。

 

 子育てとは…

 

 何と

 

 “我慢と葛藤”

 

 だらけなのかと…。

 

 

 葵中から遅れること1週間、

 

 愛娘の通う中学では

 

 中間テストが実施されている。

 

 基本的には

 

 僕は、愛娘の勉強には口出しはせず

 

 リビングに置かれている

 

 愛娘がその日学習した内容の教材を

 

 チェックしているのみである。

 

 解説を見てもわからなければ、

 

 遠慮なく質問するようには伝えているが、

 

 実際には

 

 ほとんんど質問してくることはない。

 

 

 

 敢えて塾には行かせず、

 

 自学のみで

 

 どこまでいけるのかを

 

 実践しているところなのだが、

 

 中1の頃と比べると

 

 若干の成績のダウンは否めない。

 

 今回、

 

 テスト実施時期がズレたことで

 

 たまたま

 

 愛娘のテスト勉強の様子を垣間見る機会

 

 があったのだが、

 

 全体的に

 

 アウトプットが少ないと感じる。

 

 前回のテスト後の会話の中で

 

 勉強時間に対して

 

 思うような得点率にはなっていなかったことを踏まえ、

 

 さまざまな角度から問われても

 

 経験値から対応できるように

 

 アウトプットを増やそう

 

 と伝えてはいたのだが、

 

 どうやらそれを実行しなかったようだ。

 

 テスト勉強に使える材料だけは

 

 自宅に持ち帰っていたが、

 

 それらを使った痕跡はなく、

 

 折り目もない

 

 きれいなプリントが

 

 ただそのまま置かれていた…。

 

 

 果たして

 

 前回からさほどやり方を変えなかった愛娘のテスト結果が

 

 どのようになるのかは

 

 現時点ではわからない…。

 

 が、

 

 今までと同様のやり方しかしなければ、

 

 結果が大きく変わることはないだろうと思っている。

 

 その現実を突きつけられ

 

 愛娘の意識と行動の変化が

 

 現れるのを待っている状況である。

 

 口出しをして

 

 与えた教材をすべてやらせるように

 

 徹底管理をすれば、

 

 表面的なテスト結果そのものが上向くのはわかっているが、

 

 それでは、

 

 高校に入学してから

 

 壁にぶち当たってしまう可能性が高い。

 

 何をどうすべきかを

 

 愛娘自身に考えさせ、

 

 実践させ、

 

 足る部分と足らない部分を気付かせ、

 

 その都度修正をさせていく。

 

 その繰り返しを

 

 今はさせるべきなのだろうと考えているので、

 

 テスト結果にも目をつぶることにしている。

 

 いろいろと思う部分はあるよ。

 

 これでいいのかという葛藤…、

 

 アドバイス通りに実行しないことへのストレス…。

 

 でも、

 

 今は、我慢。

 

 まだ受験生ではないので

 

 致命的な領域に入らなければ、

 

 修正はきく。

 

 さすがに学年末テストの段階では

 

 何かしらの手を加えるが、

 

 2学期中は、

 

 思うがままにやらせてみる。

 

 テスト結果が思わしくなくとも

 

 そこから気付きを得て

 

 意識と行動に変容が見られれば、

 

 それはそれで大いに意味のある事。

 

 今は

 

 目先の点数よりも

 

 内面の変化を見ていきたい。

 

 

 くぅ~

 

 …

 

 そうは言っても…

 

 やはり内心はモヤモヤが止まらない…。