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取捨選択をしたくない!

 午前中に

 

 高校入試対策セミナーへ行ってきた。

 

 相変わらず、

 

 “よく分析されてるな…”

 

 と感服する内容であり、

 

 有意義な時間となった。

 

 得られた情報を少しでも多く、

 

 学伸塾の入試対策授業に還元できればと考えている。

 

 

 ところで、

 

 僕の関心事項は

 

 セミナーの内容以外にもう1つ。

 

 それは…

 

 …

 

 …

 

 さまざまな塾の塾長先生方が集まる絶好の機会なので、

 

 皆さんが“英語の授業”をどのように進めているか

 

 についてである。

 

 物理的に考えて、

 

 新出文法を指導して

 

 膨大な単語を覚えさせて、

 

 尚且つ

 

 本文読解及び解説まで実施すると

 

 これまで通りの通常の授業時間では

 

 圧倒的に足りなくなる。

 

 そこで、

 

 他塾の先生方は

 

 どのように工夫されているか

 

 を是非とも聞いてみたかったのだ。

 

 

 ざっくり書くと

 

 英語の授業を長めにとる代わりに

 

 社会の授業をカリキュラムから外す。

 

 本文読解はやらずに

 

 文法のみに絞って指導す

 

 …

 

 などの対応をされているようだ。

 

 やはり、

 

 どの先生方にお話を聞いても

 

 圧倒的に時間が足りない

 

 とのこと。

 

 セミナーの講師の方も

 

 「皆さん、今年からのあの教科書の指導をどうやられていますか?」

 

 と問いかけてくるくらいだがら、

 

 指導する側は

 

 皆、頭を悩ませている問題なのだろう。

 

 ポイントを絞って指導するか

 

 英語に時間をかけるのであれば、他教科の指導時間を削る

 

 というのが一般の方向性のようだ…。

 

 

 しかし、

 

 昨今の入試問題を見ていると、

 

 理科・社会とて

 

 一問一答形式ではなく、

 

 根本理解や細かな背景を知らなければ解けないような問題、

 

 現在の事象とからめるような指導ができなければ

 

 点数が伸びなくなるような問題

 

 なってきているし、

 

 英語は

 

 教科書記載の単語・連語が

 

 しっかりと頭に入っていなければ

 

 長文読解等に支障が出る。

 

 特に愛知県は特殊なようで、

 

 一律、ニューホライズンが使用されているため、

 

 かなりマニアックな単語も入試で登場するのだ。

 

 また、

 

 英作文も、教科書で学んだ表現を活用できるものが多い。

 

 となれば、

 

 どこかしらを削れば、

 

 確実に入試で取りこぼしが発生する可能性

 

 が飛躍的に高まってしまう。

 

 

 セミナーが進めば進むほど、

 

 “どこも削れないな…”

 

 という思いが強くなっていった…。

 

 

 現状、

 

 辛うじて数学は50分程度、

 

 理科・社会で60~70分程度、

 

 英語は60~90分程度で

 

 通常授業が実施されている。

 

 これは

 

 他塾さんと比べると

 

 かなりの長時間である。

 

 生徒たちも大変だろうから、

 

 いろいろなヒントを得て、

 

 何とか時間を短縮する方向を見つけたい

 

 と思っていたが、

 

 やはり

 

 現行の指導内容や入試内容を考えると

 

 無理なようだ。

 

 やれることは全部やりたい、

 

 妥協はしたくない、

 

 そう考えるのが

 

 僕だからね…。(;^_^A

 

 よって、

 

 導き出された結論はこうだ、

 

 “短縮は無理!!!”

 

 全部やるよ、全部。

 

 だって、

 

 それがベストだと思うもの。

 

 だからやる!

 

 はっはっは、

 

 学伸塾って恐ろしい塾だよね…。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪