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知っているからこそ言うんだ。

 この先のことを知らないから

 

 イメージが湧かないのは仕方がない。

 

 ただ、

 

 イメージが湧かないからと言って

 

 楽観的に捉えるのは違う。

 

 先が見えないからこそ、

 

 少しでも多くの選択肢が残るように

 

 “今できること”を

 

 精一杯に頑張っておくんだ。

 

 頑張り続ける中で、

 

 さまざまな気づきがあると思う。

 

 それは、

 

 精一杯頑張っているからこそ

 

 見えるものなんだ。

 

 その多くの気づきが

 

 人間としての成長を

 

 もたらしてくれるんだよね。

 

 

 残念ながら

 

 努力を重ねない人間には

 

 気づけないものがたくさんある。

 

 それゆえに、

 

 取り返しのつかない後悔の念を抱くことも

 

 多くあるだろう。

 

 でも、

 

 それらは受け入れるしかないんだ。

 

 だって、

 

 全ては

 

 自分の行動が招いた結果なのだからね…。

 

 ただ、

 

 努力を重ねない子は

 

 自分に甘い子が多いから、

 

 失敗を他人のせいにしがちなんだけどね…。

 

 その時点で論外なんだよ。

 

 

 

 君たちの周りにいる大人たちは、

 

 君たちのまだ見ぬ世界を知っている。

 

 身をもって経験してきているからこそ、

 

 さまざまなものを見てきたからこそ、

 

 何かしらの後悔を抱えているからこそ、

 

 君たちに

 

 その経験を伝えようとするし、

 

 警告するんだ。

 

 誰も、

 

 自分に関わる者たちに

 

 失敗してほしくはないし、

 

 後悔してほしくもない。

 

 だからこそ、

 

 自分が嫌われ者になろうが何だろうが、

 

 厳しいことを口にするんだ。

 

 すべては愛情の一部だよね。

 

 言われているうちに

 

 改善すべきはした方がいい。

 

 相手にされなくなったら…

 

 それこそ本当に

 

 心が離れたということだ…。

 

 言われているうちが華

 

 なんだよね。