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危険な香りしかしない

 新しい取り組みの成果が

 

 果たしてどれくらいのものかを

 

 推し量るいい機会となるはずだったが…

 

 現状、

 

 中1生には

 

 この取り組みは機能していない

 

 と言える残念な結果となった…。

 

 

     昨年度   今年度  

 国語  95.3     95.8

 

 数学  78.1     67.7

 

 英語  73.0     63.3

 

 理科  86.3     82.0

 

 社会  84.1     80.4

 

 国語のみ、

 

 辛うじて昨年度を上回っているが、

 

 テキスト課題が早めに終わっているため、

 

 漢字の練習に時間を割くことができた

 

 というのが理由だろうと考えている。

 

 他学年よりも

 

 点数的には悪いのだが、

 

 これでも

 

 この中1生にとっては

 

 これが国語の平均点の本年度最高値。

 

 新しい取り組みに変えたが故の効果が

 

 ここには表れたと言えよう。

 

 

 その他の教科に関しては…

 

 まぁダメダメの一言

 

 早めにテキスト課題が終わったからといって、

 

 そこから深めようという子たちではない

 

 ということが改めて浮き彫りとなった。

 

 例えば英語。

 

 今年度は極端に教科書内容が難化していること

 

 を考慮したとして、

 

 文法で点数を落とすのであれば、

 

 こちらとしても致し方なしかと思うのだが、

 

 チェックテストで確認してきた

 

 教科書本文の穴埋めすら

 

 キチンと埋められないとすれば、

 

 これはもう

 

 “やりこんでいない”

 

 という判断しか下せない。

 

 社会も然り、である。

 

 授業プリントとテキストから

 

 かなり忠実に出題しているのだが、

 

 正答率が芳しくはなかった。

 

 先週の土曜日の段階で、

 

 授業プリントを総復習し、

 

 口答チェックまでしたにも関わらず、

 

 学伸テスト本番では

 

 空欄・誤答だらけ

 

 特に各州の地形なんて

 

 プリントのまま出題したのにね…。

 

 さすがに

 

 採点中に怒りを覚えたよね。

 

 口答チェックをクリアしてから、

 

 更なる刷り込みをしていないことは明白。

 

 だから、

 

 数日たっただけで、

 

 記憶が失われていくんだ…。

 

 いくら材料を与えても、

 

 いくら取り組み方を変えさせても、

 

 すべてはその場しのぎ…。

 

 そういうことを

 

 中1生たちは、

 

 未だに繰り返している…。

 

 圧倒的に反復回数が足りないんだよ、

 

 わかってるかい?

 

 そろそろ

 

 数字(結果)が残らない原因

 

 および

 

 自分たちの甘さ

 

 に気付きなよ。

 

 そろそろ

 

 取り返しがつかない危険水域に達するよ。

 

 いや、

 

 もうすでに膝下くらいは浸かっている状態かもしれない。

 

 いい加減、

 

 危機感を覚えないものかと思うのだが…。

 

 日々、

 

 やるべきことを積み上げていかないと、

 

 いよいよどうにもならなくなるよ…。

 

 塾に通っていても、

 

 それだけで満足していては

 

 伸びないんだよ。

 

 塾+家庭学習による徹底反復。

 

 これが基本。

 

 それができなければ、

 

 必要なものは身につかないよ。

 

 塾の管理下にない時間を

 

 いかに過ごすか

 

 突き抜けるかどうかの分かれ目。

 

 この中1生たちが

 

 他学年に劣る部分は、

 

 そこだよね。