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疑問だね…

 この動きは何だろうね…。

 

 新教科書となり、

 

 身に付けるべき学習内容や

 

 英単語数は増えているにも関わらず、

 

 学校の日々の宿題は減らす傾向にある…。

 

 自主学習のための時間を確保していると言えば

 

 聞こえはいいが、

 

 現中学生の中で、

 

 空いた時間を有効な学習に充てている生徒が

 

 果たしてどれくらいの割合なのか…。

 

 塾通いをしている生徒からすれば

 

 両立しやすくなったのだろうが、

 

 そうでない生徒からすれば…、

 

 浪費する時間が増えただけ

 

 なのではないかという疑念が湧いてきてしまう。

 

 

 そもそも宿題の意義は何だろう?

 

 学校の授業だけでは身につかないからこそ、

 

 履修内容を復習する形で

 

 基礎を身に付けるために

 

 反復練習をさせるのが目的ではないのかな。

 

 日々の学習習慣をつけさせることも

 

 また目的の1つだろう。

 

 学校の授業でインプットし、

 

 宿題を通じてアウトプットする。

 

 そうして知識を定着させていくことが

 

 宿題の意義であり、大事なことだと思う。

 

 また、

 

 教育のプロである先生方が、

 

 計画的に課題を出すことで、

 

 自主的に学習計画を組めない生徒たちを

 

 助けることにもなっているはずなのだが…。

 

 

 宿題は形骸化されるものではなく、

 

 生徒たちにとって

 

 最大限、意味あるものでなければならない。

 

 現行の教科書内容で要求されているものを

 

 生徒たちが獲得していくために、

 

 必要な分量の宿題がしっかりと出されるのが

 

 望ましいと思う。

 

 そして、

 

 保護者の方々がしっかりと点検したうえで、

 

 次の日に、学校へ提出する。

 

 そんな流れが出来上がれば、

 

 学力の二極化が

 

 多少なりとも抑えられるのではないかな…。

 

 今のままでは、

 

 できない生徒と

 

 できる生徒の学力格差が広がるばかりで、

 

 教育現場が大変になるばかりだと思うが、

 

 いかがだろうか?

 

 学校の授業がキチンと成立していない

 

 ような話が

 

 ちょくちょく入ってくることに

 

 危機感を感じるよ…。

 

 塾講師だかといって、

 

 学校のことはどうだっていい

 

 とは思えないな…。