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学習の目的

 学習の本来の目的は、

 

 目先のテストでいい点を取ることではない。

 

 そこを間違えている生徒は

 

 目先の点数の確保に必死になるあまり、

 

 同様の問題しか解けないような

 

 手順丸暗記の勉強にはしる。

 

 これをやってしまうと

 

 たいして思考がはたらかなくなるし

 

 ちょっと出題の仕方が変わると

 

 途端に対応できなくなってしまう。

 

 こうなると、

 

 中学レベルの定期テストでは

 

 まだ多少の誤魔化しがきくが、

 

 実力テストや

 

 高校の定期テストでは

 

 もはや通用しなくなる。

 

 

 日々の学習の真の目的は

 

 自分を成長させること

 

 に他ならない。

 

 よって

 

 日々の練習においては

 

 結果よりも思考・試行の過程を大事にすべきである。

 

 間違えが多くたってかまわない。

 

 それだけ

 

 克服すべきものや伸びしろがある

 

 ということなんだ。

 

 学力を伸ばすには

 

 思考の鍛錬が欠かせない。

 

 問題を解くために

 

 頭をはたらかせるからこそ

 

 学力は伸びるのである。

 

 すでに解ける問題の類を

 

 数多く解いたとしても

 

 さして学力は向上しない。

 

 解ける、解けないに関わらず、

 

 思考し続けることが

 

 脳にとって最大の栄養ということを

 

 覚えておこう。

 

 テスト結果などは

 

 脳に栄養を与え続けた結果として得られる

 

 副産物に過ぎないのだ。

 

 その副産物のみに焦点をあてると

 

 真の学力は伸びなくなるよ。

 

 中学まではそこそこできたけれど、

 

 高校で伸び悩む生徒の中には

 

 このケースにあてはまる子が多いよね。