· 

洞察力を磨け

 中3生の実戦問題演習によって

 

 本当に身に付けてほしいものは

 

 “洞察力”

 

 である。

 

 意味は

 

 “本質を見抜く力”

 

 というのが適当かと思う。

 

 

 中学生が高校入試で要求されるスキルは

 

 そう多くはない。

 

 さまざまな問題を解きながら

 

 徐々に

 

 問題文や図形を見ただけで、

 

 出題者の意図

 

 が見えるようになってこなければならない。

 

 これまでの問題を解き直してみればわかるはず。

 

 図形こそ違えども、

 

 同じような解法を何度も使用しているよね。

 

 補助線の引き方も

 

 ある程度パターン化されているよね。

 

 図形補習の目的は

 

 それがを見抜くことができるようになること

 

 である。

 

 洞察力が身に付けば、

 

 初見の問題に出会ったとしても、

 

 解決の糸口が見えてくるはず。

 

 あとはその糸をたどっていけば

 

 正解にたどり着けるんだ。

 

 

 せっかく補習を受けているのだから、

 

 ただワンポイントヒントをもらって

 

 解くだけではなく、

 

 “なぜその方法がとれるのか”

 

 に意識を傾けてほしいと思う。

 

 多くの経験を積みながら

 

 洞察力を磨く、

 

 これが実戦問題演習の最大の目的なんだからさ。

 

 何となく問題を解いているだけでは

 

 洞察力など身につくはずもないんだよ。