· 

通塾すること自体は安心材料にはならない。

 “通塾している”

 

 という事実に

 

 “安心”してはいけない。

 

 どんな講師の下で学ぼうが、

 

 どんな有名塾に通っていようが、

 

 どんな能力を持っていようが、

 

 最終的に求められるのは

 

 “自身の頑張り”

 

 なんだよ。

 

 塾の看板が

 

 君たちを志望校へと導いてくれるわけではない。

 

 塾の講師の対策授業で

 

 目先の志望校合格を勝ち取ったとしても

 

 その志望校の授業についていける保証はない。

 

 素晴らしい能力を秘めていたとしても

 

 その能力を開花させたり

 

 磨くための努力が足りなければ

 

 宝の持ち腐れに終わってしまうだけだ。

 

 

 塾は依存する所ではなく、

 

 利用する所である。

 

 塾で得た知識や情報、

 

 学習素材を活かすべく

 

 正しい方向性を持った

 

 自分に合う学習法を探し出し、

 

 高校に進学してからも通用する

 

 “自学力と生徒力”

 

 を身に付ける努力を

 

 重ねていかなければ、

 

 通塾の効果は半減してしまう。

 

 そのためには

 

 言われたことだけをするのではなく、

 

 常にそこにプラスアルファを加えるような

 

 工夫も必要だろうね。

 

 普段から

 

 そういうプラスアルファの頑張り

 

 上積みし続けている生徒

 

 能力を開花させ、

 

 新たな可能性の芽を伸ばし、

 

 最終的に

 

 上の世界の住人になるんだよ。