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学びの主導権は生徒にあるべき

 中2生たちの

 

 中間テスト素点報告があった。

 

 3名のみ、数学または英語が未返却

 

 とのことだが、

 

 おおよそは見えてきた。

 

 

 ちなみに

 

 僕の中での中2生平均点の合格ライン

 

 は以下の点数で設定してある。

 

 数学:90点以上

 

 理科:90点以上

 

 社会:90点以上

 

 ※この3科目は僕の通常時の指導科目

 

 

 

 暫定の平均点ではあるが、

 

 中2生たちの結果は以下のようになっている。

 

 数学:87.0点(暫定) ( ;∀;)

 

 理科:86.5点(確定) ( ;∀;)

 

 社会:85.3点(確定) ( ;∀;)

 

 ふむ。

 

 届かなかったね…。

 

 個々の生徒を見ると、

 

 もちろん合格ラインを超えている子もいる。

 

 その一方で、

 

 こちらの想定を下回っている子もいる。

 

 普通なら

 

 塾講師が主導権をにぎって

 

 想定を下回ってしまった生徒をどうにかしようと

 

 対処するのだろうね…。

 

 でもね…

 

 それでは“本当の意味”で

 

 生徒の学力は上がらないし

 

 生徒自身が強くはならないから、

 

 僕は言葉を投げかけたり

 

 ときには

 

 仕組みを少し変えたりして

 

 極力生徒たち自身が取り組み方を

 

 変えるように促すだけ。

 

 ジッと見守ること自体には

 

 葛藤もあるんだが、

 

 手を出し過ぎてはいけないからね。

 

 そりゃあね、

 

 ガッツリ管理して

 

 目先の点数を取らせること自体は可能だと思うし、

 

 それをすれば

 

 “塾のおかげで”

 

 と感謝されるのだろう。

 

 でも、

 

 それを繰り返せば、

 

 塾依存が深まるばかりで、

 

 生徒たち自身が

 

 問題解決をしていく能力

 

 を養うことはなくなってしまうだろうし

 

 最悪、

 

 指示されたことだけをやるだけの

 

 思考停止人間になってしまう。

 

 それでは、

 

 高校から先が厳しいからね。

 

 

 

 なせそうなるのか、

 

 あるいは

 

 なぜそのような結果を招いたのか

 

 などを

 

 自分で考え、

 

 分析し、

 

 その対処を

 

 自らが能動的に実践していく。

 

 義務教育期間のうちに

 

 そういう力を養ってほしいという思いがあるから

 

 自分の信念を曲げずに

 

 生徒たち自身が学びの主役になるように

 

 手を出し過ぎること

 

 にはこれからも我慢をしていく。

 

 それでも、

 

 学伸塾生たち全体で見れば、

 

 少しずつ学力の底上げはなされているしね。

 

 地力は付いてきていると思ってるよ。