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やって見せてごらん。

 あまりにもお膳立てをし過ぎると、

 

 それが“当たり前”になってしまうから、

 

 気を付けなければならない。

 

 常々そう考えている。

 

 

 過ぎたるは猶及ばざるが如し

 

 

 って言うよね。

 

 指導する側が

 

 何でもかんでも与えすぎると、

 

 生徒たちから

 

 能動力や思考力を奪ってしまうだけなんだ。

 

 受け身一辺倒になってしまうと、

 

 臨機応変な対応がとれなくなってしまったり

 

 指示待ち人間になってしまうだけだからね。

 

 目先の点数にとらわれて

 

 生徒たちの成長の芽を摘むのは

 

 指導する側としては愚かしいことである。

 

 本当の意味で

 

 生徒たちの学力や人間力、生徒力を伸ばすのであれば、

 

 塾依存の状態にするわけにはいかないんだ。

 

 よって、

 

 今回の学伸テストについては、

 

 僕からのお膳立ては“一切なし”である。

 

 まずは

 

 自分たちの考えた通りにやってみてごらん。

 

 自分たちの手元にある材料を使って

 

 どこまで仕上げることができるのか、

 

 それを楽しみにしているよ。