我ながら
何度も同じことを伝えているなと思うが、
敢えて書くよ。
塾のおかげで合格できた高校ではなく、
自分の力で勝ち取った高校へ進学せよ。
志望校に合格することよりも
高校に入ってからの勉強の方が
よっぽど大変なんだ。
だからこそ、
高校入試は通過点に過ぎない
と言っているんだよ。
塾に依存し、
すべてをお膳立てしてもらって
何とか志望校に入れたとしても
自分なりの学習法が確立されていなければ
高校では早々に沈んでいくだけなんだ。
理想は、
塾に通いつつも依存せず、
そこで得た必要な情報や学習材料を元に
自学力を磨く。
これね。
勉強効率や科目ごとの比重のかけ方などは
個人差こそあれ、
量をこなしていくうちに
嫌でも見えてくるし、
わかってくるよ。
逆に言えば、
それが見えてこないうちは
必要十分な演習量をこなしていない
ということになるよね。
志望校に合格して
上位にいられる生徒って、
その高校でやっていくに相応しい学力を保持し、
自学スタイルが確立されている上に
勉強することが習慣化されている
子が大半を占めている。
学伸塾の指導が目指すところはまさにそこなんだ。
だから、
授業はしっかり丁寧に進めていくが、
それ以外の部分においては
段階的に突き放していくよ。
あとは…
自分たちで試行錯誤を重ねながら
必死に這い上がっておいで。
もがけばもがくほど、
得るものも多くなるはずだよ。