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自分たちに委ねられている

 学校からの課題が大幅に削られているようだが、

 

 単に

 

 “宿題が減った”

 

 と喜ぶのは浅はか極まりない。

 

 さまざまな学力層が混在している中で、

 

 一律の課題を出すというのは

 

 本来、各生徒にとっては非効率的な学習なのである。

 

 よって、

 

 自分にとって必要と思う学習をしてほしい

 

 という

 

 “強い願い”

 

 がそこにはあると考えるべきだろうと思う。

 

 

 自分で自由に使える時間が増えたことで、

 

 スマホやゲーム等に没頭する子も出るだろうが、

 

 それはそれで自己責任というもの。

 

 目先のラクを選んだ代償は

 

 自分で払えばよい。

 

 一方で、

 

 普段からキチンと学習を積み重ねている生徒にとっては、

 

 わかりきった問題を

 

 単なる作業としてやらされるよりも

 

 もっと有効な時間の使い方ができるわけで、

 

 トータルで見れば、

 

 この施策は悪いとは思わない。

 

 

 ただ、

 

 意図と目的等は、

 

 しっかりと説明する必要はあるし

 

 段階も踏むべきとは思うけどね。

 

 もっとも、

 

 語学の書き取り練習と小テストに関しては

 

 あまり削らない方が…と個人的には思う。

 

 あまりにも英単語が書けない子の割合が

 

 増えていると思う。

 

 語学こそ

 

 毎日触れてナンボではないのかな。

 

 

 さて、

 

 与えられた時間をどう使うかは

 

 君たち次第。

 

 ということは、

 

 そこに

 

 個々の

 

 “関心・意欲・態度”

 

 や

 

 “姿勢・向上心”

 

 が現れるわけだ。

 

 よくも悪くも

 

 自分たちに委ねられている

 

 ということを

 

 真剣に考えた方がいい

 

 すべての責任

 

 将来の自分に降りかかってくるんだよ。