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これも要因の1つ

 先んじて動くのか、

 

 ギリギリまで動こうとしないのか、

 

 それも現状の子どもたちの学力の差

 

 を生み出す要因の1つである。

 

 

 上位層が持ち合わせているものは

 

 決して能力だけではない。

 

 確かな行動力がそこにはある。

 

 やることなすこと1つ1つの対処が

 

 とにかく早い。

 

 自分の意志で

 

 能動的に動くため、

 

 絶えず頭をはたらかせている状態。

 

 そりゃあ強いよ。

 

 必要な事柄が身に付かないわけがない。

 

 

 中・下位層の子たちは

 

 期限ギリギリになってから

 

 間に合わせるための努力

 

 しかしようとしない子が多い。

 

 また、

 

 叱咤されて

 

 ようやく重い腰が上がる子が多い。

 

 能動的に動こうという

 

 自分の意志がないから

 

 当然、

 

 頭をはたらかせず

 

 ただ終わらせるためだけの作業

 

 に従事することになる。

 

 だから

 

 “できない”

 

 ままなんだよね。

 

 頭がはたらいていないのだから

 

 理解も深まらず、

 

 得点力も伸びはしない。

 

 

 それでも

 

 通塾することで

 

 定期テストであれば、

 

 形の上では何とかなっているようには見える。

 

 しかし、

 

 実力テストになると

 

 日々の積み重ねのなさなど

 

 誤魔化しようもないわけで…。

 

 目に見える数字という形で

 

 浮き彫りとなってしまう。

 

 

 この状況から脱却するには

 

 これまでの日常を変えるしかない。

 

 如何に普段の積み重ねを重視し、

 

 習慣化させていくのか。

 

 自分の将来の選択肢がどうなるのかは

 

 そこにかかっている。