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やはり関係性があるのか…

 以前から気になってはいた。

 

 子どもたちの読解力および語彙力の低下。

 

 テーマパークや飲食店において

 

 親子が会話を楽しむのではなく、

 

 各々がスマホと向かい合っている

 

 異様な光景。

 

 やはり、

 

 ある程度、

 

 スマホ依存と読解力・語彙力の関係はありそうだ。

 

 元来、

 

 子どもたちは

 

 家庭内での言葉のやり取りの中で

 

 語彙力を身に付けていく。

 

 テーマパークでアトラクションの列に並んでいる際の

 

 ささいな会話でさえ、

 

 子どもたちにとっては

 

 語彙を獲得するチャンスなのだ。

 

 しかし、

 

 その貴重な機会をフイにし、

 

 画面と向き合わせるご家族が

 

 あまりにも多い。

 

 大人の立場からすれば

 

 スマホやゲームを与えておけば、

 

 我が子はそれに夢中になり、

 

 大人しく、

 

 不平不満を並べるでもなく、

 

 並んで待っていてくれる。

 

 これほどラクなことはない。

 

 でも、

 

 そのラクさが我が子の成長の邪魔をしている

 

 と考えたことはあるだろうか…。

 

 

 スマホは確かに便利だが、

 

 使い方によっては

 

 我が子の成長の妨げになる

 

 ことを理解する必要がある。

 

 

 スマホで通話しながら

 

 宿題をやったり

 

 ゲームをしている我が子の姿を

 

 想像したことはあるだろうか。

 

 それも

 

 皆が寝静まった真夜中に…である。

 

 何かあればすぐにスマホに手を伸ばし

 

 SNSに夢中になり、

 

 やるべきことが疎かになっている

 

 我が子の姿を想像したことがあるだろうか。

 

 

 保護者として

 

 我が子にスマホを与える以上は

 

 使用制限など

 

 しっかりとしたルールを設け、

 

 常軌を逸した使い方をしないように

 

 監督する責任があると思う。

 

 キチンとしたルールも設けずに、

 

 我が子をスマホ依存にさせ、

 

 勉強しない…

 

 とか

 

 YouTubeばかり見て…

 

 とか

 

 SNSばかりで…

 

 とか愚痴るのは

 

 筋が違う。

 

 それは

 

 我が子の性格を考えずに

 

 安易にスマホを与えた側の責任である。

 

 

 便利と引き換えに失うものが必ずある。

 

 メリットとデメリットを理解した上で

 

 キチンと親子間でルールを設け、

 

 効果的に使用する

 

 ということを真剣に考えてほしい。