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看過し難い状況

 僕が言うことではないのかもしれないし、

 

 地域の人々や学校の先生方からすれば

 

 大きなお世話なのかもしれないが、

 

 仮にも

 

 この地域で教育の仕事に携わる者として

 

 現状の中1生たちの状況は

 

 看過し難い

 

 ものがある。

 

 

 生徒たちは

 

 自分の将来について

 

 どう思っているのだろう?

 

 本気で考えたことがあるのだろうか?

 

 現状のままで

 

 どうにかなるとでも思っているのだろうか?

 

 

 保護者の方々にしても

 

 中1のこの段階で、

 

 例年より難易度の低いテストで

 

 平均点が50点であるとか、

 

 我が子たちのテストの結果を見て

 

 何か憂うことはないのだろうか?

 

  

 おそらく…

 

 学校の先生方は

 

 僕と同じような危機感を抱いていらっしゃる

 

 と思っている。

 

 この平均点の低さは

 

 能力云々の前に

 

 やるべきことをやらない子たちが

 

 いかに多く存在しているのか

 

 を示しているよね。

 

 

 これだけ

 

 やるべきことをやらないことが習慣化

 

 されてしまえば、

 

 立て直しは容易ではない。

 

 少しでも早い段階で

 

 対処していかなければ

 

 将来の選択肢は

 

 限りなく絞られてしまう。

 

 

 先の世界を知らない子どもたちは

 

 自分の周囲に

 

 自分と似た者がいれば

 

 勝手に安心してしまうため

 

 危機感は抱かないだろうと思う。

 

 ならば、

 

 先の世界を知っている周囲の大人たちが

 

 警鐘を鳴らし

 

 子どもたちを動かしてやらねばならないのでは?

 

 と思う。

 

 周囲の大人たちの熱量が足りていれば

 

 少しずつ

 

 子どもたちにも変化が現れると思うのだが、

 

 どうだろうか?

 

 彼らを取り巻く大人たちの

 

 本気度

 

 が試されているような気もするね。