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学伸塾の指導方針

 通常授業では

 

 ときに(?)時間を延長してでも

 

 しっかりと詳細まで説明するが、

 

 学伸テスト終了後は

 

 我々はほとんど授業をせず、

 

 演習メインに切り替わる。

 

 もちろん、

 

 演習内容によっては

 

 理数系を中心に

 

 ワンポイント解説はするが、

 

 生徒主体の時間がかなり多めになる。

 

 

 塾である以上、

 

 “わかりやすさ”

 

 を求められていることは理解している。

 

 しかし、

 

 指導の究極の目標は

 

 生徒たちの学習面における自立

 

 である。

 

 

 学力を伸ばすにあたっては、

 

 いろいろと試行錯誤し、

 

 何が良くて何がダメなのかを

 

 自分で気づき、

 

 創意工夫する過程が必要である。

 

 要領やコツも

 

 その過程の中で

 

 自分に合うものを見つけるものなのだ。

 

 

 その大事な過程を省き、

 

 最初から

 

 生徒たちに教えすぎてしまうと、

 

 生徒たちは

 

 講師に依存するようになり、

 

 思考することを放棄し始めてしまう。

 

 講師の自己満足で

 

 生徒たちが思考する機会

 

 を奪ってはならない。

 

 時間はかかってしまうが、

 

 自分で思考錯誤して見つけたり気づいたりしたことは

 

 そう簡単には抜けはしない。

 

 これもよく書くことだが、

 

 学力が伸びるのは

 

 教えられている瞬間よりも

 

 自分で演習を重ねていき、

 

 理解を深めていくときである。

 

 

 最初は丁寧に説明し

 

 段階的に突き放す。

 

 あとは生徒たち自身が

 

 教えられたことを念頭に置き

 

 演習を重ねて理解を深める。

 

 その過程の中で

 

 効率や自分に合う学習法を見つける。

 

 学伸塾においては

 

 これが

 

 指導の基本方針である。

 

 

 志望校へ合格させることがゴールではなく、

 

 志望校へ進学してからも通用するだけの

 

 学力と自学力を身に付けさせること。

 

 そこまで見据えて

 

 今を頑張らせることが

 

 僕の仕事だと思っている。

 

 上手くいかないことも多々あるけれども

 

 全体的な傾向としては

 

 徐々に偏差値も上がってきている。

 

 方向性としては

 

 間違っていないのだと思う。