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指導目標が違う

 端的に言えば

 

 塾の授業は

 

 効率最優先で点数を取らせるためのもの

 

 であり、

 

 学校の授業は

 

 なぜそうなるのかを考えるもの

 

 となっている。

 

 数学等においては

 

 “学校の先生より塾の先生の方が分かりやすい”

 

 という声を聞くが、

 

 必ずしもそうではない。

 

 学校の先生方にも

 

 教え方が素晴らしい方は大勢いる。

 

 塾と学校では

 

 指導の目的が異なるため、

 

 あくまで

 

 生徒たちにとっては

 

 塾の先生の説明の方が

 

 シンプルで分かりやすく感じる

 

 というだけのことである。

 

 

 ましてや

 

 新卒の先生などは

 

 絶対的な現場経験値が不足しているからね。

 

 ある程度場数を踏むことでしか

 

 成長できない部分はどうしてもあるんだ。

 

 だから、

 

 生徒が協力してあげて

 

 先生が生徒と共に成長できる環境

 

 を作ってあげるのが

 

 もっとも建設的だと思う。

 

 通塾しているからと言って

 

 教科書内容の問題が解けるからと言って

 

 学校の授業を疎かにすることがないように

 

 しっかりと授業に参加して欲しい。

 

 塾の授業では

 

 時間の関係で省略している内容を

 

 キチンと説明してくれるはずだからね。

 

 問題が解ける状態であるからこそ、

 

 その理屈を学習したときに

 

 腑に落ちる部分も多いと思うよ。