塾探しをするにあたって…
まるで
数学と英語だけが必須科目
かのような考え方をするご家庭も多いのかな
という印象を受ける。
その要因として、
理科や社会は
一単元完結型であり、
積み上げ型科目である
数学や英語よりは
何とかなりやすい
という誤解があるのかなと考えている。
実際に
学伸塾には
近隣の個別指導スタイルの塾からの転塾生
も多いのだが、
やはり数学・英語をメインで
指導してもらっていた生徒ばかりで、
理科・社会を指導してもらっていた
という生徒には
出会った試しがない。
指導できる先生がいないのか、
理科・社会を選択する必要がないと
説明されているのかはわからない。
ただ、
転塾生たちは
理科や社会の知識・理解が浅く
理科・社会の回復には
かなりの時間を要しているのが実情である。
理科や社会は
単なる暗記科目だから
自力で何とかなる
というのは
大きな間違いであると考えている。
入試を見ればわかるが、
一問一答形式の学習が通用するような
甘いものではない。
理科であれば
原理・原則を使いこなすための練習
が必要不可欠であり、
社会においても
単なる暗記でだけでなく
流れをおさえた上で資料等にも目を通し
さまざまな事柄を紐づけしていく必要がある。
覚えた事柄が
全部細切れでは
入試問題には対応できない。
入試はあくまで５科目の総合で判定される。
キッチリと
普段から５科の学習を積み上げていかなければ
得点率は伸び悩むだろう。
理科と社会の点数が伸び悩み、
結果として
合格点に届かない
ということも十分にあり得る。
理科と社会を
甘く考えてはいけない。