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初日は惨敗…

 中2生の冬期講座初日。

 

 目の当たりにしたのは…

 

 ごっそりと基礎の抜け落ちた

 

 中2生たちの姿。

 

 これまでの

 

 定期テスト結果など

 

 見る影もないレベルにまで

 

 落ちぶれた

 

 ありのままの姿。

 

 

 一言で言えば

 

 “惨敗”。

 

 

 

 如何に

 

 “普段”

 

 というものが軽んじられてきているのか

 

 が如実に表れていた。

 

 

 この学年が積み上げてきた

 

 “つもり”

 

 になっていたものは

 

 砂上の楼閣であり、

 

 実態などなきに等しいのだと

 

 思い知らされた。

 

 

 流石に

 

 授業後に生徒たちに問いかけた。

 

 「この状況をどう思う?」

 

 とね。

 

 “何か思うところがある。

 

 そういう表情の生徒ばかりだった…。

 

 収穫の少ない1日であったが、

 

 そこは唯一の救いだった。

 

 その表情ができるのであれば

 

 立て直しも不可能ではない。

 

 

 気持ちが切れているのであれば

 

 再建は困難だが、

 

 まだ気持ちが残っているのであれば

 

 這い上がることはできる。

 

 中2生たちには最後にこう伝えた。

 

 「直しが多いからと言って雑になるな」

 

 「終わらせることを目的とせず、

 

  丁寧に立て直すことを目的とせよ」

 

 

 こんなご時勢だが、

 

 急遽、

 

 環境に配慮した上で

 

 口答チェックを解禁した。

 

 やるからには中途半端にはしない。

 

 徹底的に

 

 しつこく

 

 確認していく。

 

 “自学”の在り方にも言及した。

 

 危機感を抱いたのであれば、

 

 あとは各自が実行していくのみである。

 

 塾でできる仕組みは整えていく。

 

 生徒たちは

 

 自分たちでできることを考えて

 

 しっかりと実行し続けて欲しい。