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傾向が強まっているように思う

 中学生にスマホが広がってから久しいが、

 

 年を追うごとに

 

 漢字を意味で捉えなくなってきている

 

 傾向が強まっているように感じる。

 

 とくに顕著なのが

 

 同音異義語

 

 である。

 

 スマホ等の自動変換機能の精度が上がることで

 

 文脈に沿った変換が行われるからこそ、

 

 子どもたちは

 

 特に意識しなくとも

 

 思ったことを

 

 そのまま文字化することができてしまう。

 

 それによって

 

 意識して漢字を意味で捉えること

 

 をしなくなってしまっているように思う。

 

 そもそも

 

 漢字は

 

 部首やつくりに注目すれば

 

 意味や読み方が推測できるものが多いので、

 

 ある程度のルールを覚えてしまえば、

 

 初見の漢字でも

 

 何となく意味や読み方はわかるはずなのだが、

 

 近年は、

 

 そういった推察ができない子が増えてしまっている

 

 ように感じる。

 

 英単語でも

 

 同じことは言えるのだけどね…。

 

 文字のつくりには意味がキチンとある。

 

 その部分に注目して

 

 しっかりと文字を捉えるように

 

 意識して欲しいと思う。

 

 推察する力は

 

 読解問題でも役に立つのだからね。