一般に
集団授業は５科、
個別指導塾は数学・英語の１～２科、
の指導が多い。
確かに、
勉強を苦手としている生徒にとっては、
一度に５科目を伸ばすのは
至難の業である。
よって
科目を絞って指導し、
少しでもトータルで伸びるように…
と考えるのは
自然なことだと思う。
そして
何より
個別指導塾には
“我が子に合わせてくれる”
というイメージがある。
個別指導塾が流行るのは
頷ける。
ただ、
公立高校入試や高校の授業は
あくまで
主要５科目である。
高校に入学することが目的
であるならば
科目を絞ってでも
合格点に達すれば問題ないが、
その先を見据えるのであれば、
早い段階から準備をし
５科目ともキチンと
勉強しておく必要がある。
特に
今回の入試結果でもそうだが、
学伸塾生が
もっとも入試で
受検者平均との差を広げた科目は
“理科”
である。
メイン科目の
数学・英語ではないんだ。
理科と社会の準備
をしっかりとしておくことは
入試においては
大きな武器となり得る。
高校入学後を見据えるだけでなく
入試で得点を伸ばす
という観点からも
中１の早い段階から
しっかりと
理科・社会を学んでおいた方がいい。
今回の入試結果を見ても
つくづくそう思うよ。