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中学英語の現状に関して…

 ちょっと遅い気もするが…(苦笑)

 

 中学英語の二極分化(外部リンクあり)

 

 が問題になっているようだね…。

 

 これは

 

 教科書改訂の段階で

 

 予想されていたことなのだが…。

 

 

 以前からここに書いているように

 

 英語指導に関して

 

 小中学校の連携が

 

 機能していないために、

 

 中学で

 

 英語嫌いになる、

 

 英語を諦める、

 

 という子が続出している。

 

 実際に

 

 定期テストの得点分布に関しては

 

 ヒトコブラクダ型

 

 ではなく

 

 完全なフタコブラクダ型

 

 へと推移している。

 

 

 塾の現場で見ていて感じるのは、

 

 小学校英語の段階では

 

 アルファベット

 

 スムーズに読めて書けること、

 

 ヘボン式ローマ字

 

 しっかりと使いこなせること、

 

 フォニックス読みをマスターすること、

 

 を徹底したらどうか…

 

 ということである。

 

 小6の段階で

 

 アルファベットの大文字・小文字

 

 が書けない子も多く見かける。

 

 この状況で

 

 いきなり中学で

 

 書くことを要求されても

 

 無理だよ…。

 

 一度に覚えるべき単語数も

 

 20~30個だったりするんだよ?

 

 発音と綴りの関係もわからないのに

 

 やみくもに

 

 “記号の羅列”

 

 にしか見えないものを

 

 一気に数十個も覚えるのは

 

 苦しいよね…。

 

 英語嫌いが増えるのは

 

 ごく自然でしょ…。

 

 少なくとも

 

 アルファベットや

 

 ヘボン式ローマ字、

 

 フォニックス読み

 

 を習得していれば、

 

 英単語を覚えるのに

 

 今ほどは苦労はないように思う。

 

 

 現行の中学英語の教科書自体は

 

 よく練られていると感心するが、

 

 それは

 

 あくまで

 

 指導する側の視点であり、

 

 指導を受ける側の視点でない。

 

 ちょっと

 

 あれやこれやと

 

 詰め込み過ぎだよね。

 

 文法の習得ということに関しては

 

 以前の教科書の方が

 

 取っつきやすくて

 

 いいだろうと思う。

 

 もっと

 

 語順や文の構造など

 

 日本語との違いに重きを置きながら

 

 土台作りに時間をかけるべき

 

 だと思う。

 

 土台さえしっかりしていれば

 

 一定の段階までは

 

 徐々に

 

 加速度的に

 

 習得が進むようになると思うのだが

 

 どうだろうか…。