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自分で切り拓くものである

 学習塾であるとはいえ

 

 全面的に

 

 生徒に寄り添うつもりはない。

 

 それは

 

 最終的には

 

 自分にあった勉強法を確立し

 

 のちのち

 

 自分で知識を獲得していける

 

 ようにならなければならない、

 

 と考えているからである。

 

 

 義務教育期間のうちに

 

 高校でも通用するような

 

 自学力を身に付ける

 

 というのが

 

 指導目標である。

 

 

 よって

 

 最初は併走しながら

 

 材料(教材)と道具(考え方・知識)を

 

 与えていく。

 

 のちに

 

 材料と道具だけを与え

 

 自分で道を切り拓くことができる

 

 ように、

 

 段階的に併走を止めていく。

 

 

 いつまでも

 

 すべてをお膳立てしてもらって

 

 “塾のおかげで…”

 

 という姿勢ではダメなんだ。

 

 塾は

 

 利用・活用するものである。

 

 通塾している

 

 という状況を

 

 上手に活かして

 

 自分の力で

 

 自分の未来を切り拓かないとね。

 

 そうでなければ

 

 せっかく志望校に合格できても

 

 そこから先が

 

 どうにもならないんだよ。

 

 

 自学力を身に付ける第一歩は

 

 塾で学習したことを

 

 授業プリントやテキスト、

 

 学校副教材を使って

 

 基礎基本を徹底すること

 

 である。

 

 無理やり市販教材を買う必要もなければ

 

 中途半端に応用問題に手を出す必要もない。

 

 手元にある教材を使って

 

 徹底的に反復すること。

 

 そして

 

 教科書をくり返し読むことである。

 

 自学を難しく捉える必要はないよ。