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朱に交われば…

 朱に交われば赤くなる

 

 という言葉がある。

 

 習慣、特に悪習は

 

 付き合う相手に影響される

 

 という意味のことわざである。

 

 

 中学生ともなると

 

 どのような仲間と一緒にいるか

 

 ということが

 

 我が子の現状と大きく関係している

 

 可能性が高い。

 

 

 特に

 

 自分より成績が下の子たち

 

 に囲まれている状況では

 

 “自分よりできていない子たちがいる”

 

 という思いから、

 

 自分の現状に

 

 危機感を覚えずに

 

 できていないものを

 

 できないままやり過ごす

 

 ということが

 

 平気になってしまう。

 

 これを日々積み重ねたら…

 

 もう取り返しのつかないレベルまで

 

 転がり落ちてしまう。

 

 

 その一方で、

 

 自分と同等以上(頑張れば手が届く範囲)

 

 の仲間に囲まれていれば、

 

 その子たちと

 

 競い合ったり

 

 情報交換したり

 

 お互いを意識することで

 

 高め合うことができる。

 

 

 友達を選別しようというわけではないし、

 

 勉強がすべてではないことは

 

 百も承知している。

 

 ただ、

 

 学力や成績を上げる

 

 という部分に特化して考えれば

 

 どのようなグループに属しているか

 

 ということは

 

 大きな影響があるのだろうな

 

 と思う。

 

 

 学伸塾に入塾した生徒の

 

 成績が激変する理由の1つ

 

 とも思っている。

 

 成績が上がる仕組み

 

 以外に

 

 周囲の環境

 

 があるからね。

 

 見渡せば

 

 自分より頑張っている子たちが

 

 大勢いるわけだ。

 

 自分だけやらない

 

 というわけにはいかないよね。

 

 

 もっとも

 

 どんな形であれ、

 

 自分に対して

 

 プラスの影響を与えてくれる仲間

 

 に囲まれるのが

 

 幸せなことだよね。

 

 ポジティブな人間の下には

 

 ポジティブな人間が集まるからね。

 

 何事にも

 

 前向きに頑張るのが

 

 一番だろうな。