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腹を括って…

 行きたい高校がある。

 

 しかし、

 

 現状では

 

 内申点や実力テストの得点率が

 

 その高校の基準に達していない。

 

 そんな場合は、

 

 “腹を括ってやる”

 

 以外の道はない。

 

 

 普段から

 

 自分のやりたいようにやり、

 

 必要な努力を積み上げていない者が

 

 獲得できるものなど

 

 何もないのだよ。

 

 

 通塾しているのだから

 

 何とかして欲しい?

 

 合格させることが仕事でしょ?

 

 

 勘違いしてはいけないよ。

 

 “やる”

 

 のも

 

 “吸収する”

 

 のも

 

 すべては

 

 “自分次第”

 

 である。

 

 必要な材料は用意する。

 

 しかし、

 

 それをどう活かすかは

 

 個々に委ねられているんだ。

 

 どんな情報や材料を与えられようが

 

 それを吸収する努力をしないのであれば

 

 通塾の意味はないんだよ。

 

 そもそも、

 

 付け焼刃で合格したとして…

 

 そんなあり方では

 

 高校でやっていけないよ。

 

 

 通塾することと

 

 合格確約は

 

 イコールではない。

 

 世の中に魔法など存在しない。

 

 たいした努力を積み重ねてもない者が

 

 ある日突然、

 

 勉強ができるようになる

 

 なんてことはない。

 

 志望校合格は

 

 それに足る努力と学力

 

 を身に付けた者のみ

 

 勝ち取ることができるもの

 

 である。

 

 それを肝に銘じて

 

 充実した夏休みにしてほしい。

 

 

 じっくりと

 

 総復習をすることができる

 

 正真正銘

 

 最後の機会

 

 である。

 

 あとで後悔するような

 

 中身のない日々

 

 を送ることなきよう

 

 願っている。

 

 

 もう一度書くよ。

 

 どうしても

 

 志望校にチャレンジしたい、

 

 合格したいのであれば、

 

 腹を括って

 

 相応の覚悟をもって

 

 やりきること。

 

 そして

 

 終わらせることよりも

 

 何を獲得できたかに焦点をあてること。

 

 この夏で

 

 獲得できたこと

 

 できるようになったこと

 

 を増やせなければ

 

 入試という

 

 椅子取りゲームには

 

 勝てないよ。