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近いようで遠いな…

 基礎が

 

 本当の意味で

 

 身についているかどうか

 

 ということは、

 

 ちょっとした応用問題や

 

 入試問題をいくつか解いてみる

 

 とわかりやすい。

 

 

 そこで

 

 キチンと手順を踏んで

 

 解答できるのであれば、

 

 基礎が使いこなせる状態

 

 にまで高められていると言える。

 

 

 一方で、

 

 何をどうしてよいのかがわからず

 

 手が止まってしまう

 

 のであれば、

 

 基礎が身に付いている

 

 とまでは言えないだろう。

 

 

 “知っている”

 

 のと

 

 “使いこなせる”

 

 の差は

 

 生徒たちが思っている以上に

 

 大きい。

 

 

 基本問題ばかり解いているだけでは

 

 基本が身に付いているかどうかは

 

 判断できないから、

 

 ある程度練習したら

 

 応用問題を解いて

 

 自分の状況をチェックしてみるといい。

 

 足らない部分が見つかれば、

 

 その部分に関しては

 

 また基礎に戻ればいいだけのことである。

 

 そして、

 

 また応用問題にチャレンジすればいい。

 

 その繰り返しで

 

 できることを増やしていくことが

 

 重要である。

 

 

 今回の中3理科の夏期講座で

 

 あえてその形をとってみたが、

 

 案の定、

 

 基礎プリントなら

 

 ある程度スムーズに解答できるが

 

 応用問題や入試問題になると

 

 手が止まる子が多かった。

 

 まだまだ

 

 基礎を使いこなせる状況

 

 にはなっていないということ

 

 だよね…。

 

 

 ワンヒント与えれば

 

 手は進むのだが、

 

 それは

 

 必ずしも

 

 あと一息という領域に達していることを

 

 意味するのではない。

 

 結局のところ

 

 入試では

 

 誰もヒントはくれないからね。

 

 自分の力だけで

 

 手順が踏めなければ

 

 惜しかろうが何だろうが

 

 得点にはならないのが

 

 現実なんだ。

 

 まだまだ、

 

 近いようで遠いよね…、

 

 使いこなす

 

 という領域は。

 

 だから、

 

 もっと練習を重ねないといけないんだ。