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忘れることは悪いことではない

 勉強している上で

 

 最大の敵

 

 となるのが

 

 “忘れること”

 

 である。

 

 

 しかし、

 

 記憶が定着するためには

 

 実は

 

 “忘れる”

 

 という過程は

 

 覚えるための大事なステップである。

 

 

 記憶が定着するためには

 

 “思い出す(脳内から情報を引き出す)”

 

 という作業が必要不可欠。

 

 暗記する(インプット)

 

 忘れかける

 

 思い出そうと試みる(アウトプット)

 

 復習して覚え直す(インプット)

 

 この過程の反復こそが

 

 大事なのだ。

 

 

 暗記が苦手…

 

 と嘆いている生徒ほど

 

 1回で全てを完璧に覚え、

 

 それを忘れないようにしたい…

 

 と考えがちだが、

 

 それは無理というものである。

 

 成績上位の生徒たちが

 

 既存内容を覚えていられるのは

 

 復習のなせる業である場合

 

 がほとんどである。

 

 ごく稀に

 

 一度見た視覚情報を

 

 ずっと記憶として留めていられる生徒

 

 が存在するが、

 

 それは例外だからね。

 

 そんな例外パターンの生徒たち

 

 のやっていることを

 

 参考にしてはいけないよ。

 

 

 忘れかけたことろで

 

 もう一度

 

 思い出そうとする。

 

 思い出せなかったものは

 

 その場で覚え直す。

 

 そうすることで

 

 記憶はより定着する

 

 と考えれば、

 

 普段の学校課題や

 

 長期休暇課題、

 

 季節講習

 

 をやることに

 

 もっと意味が見いだせるんじゃないか?

 

 まさしく

 

 記憶の定着のための

 

 よりよい機会だと思うのだが

 

 どうだろうか?

 

 

 学校課題は

 

 上手く活用しないとね。

 

 もったいないよ。