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待っていても…

 “子どもがその気になったら…”

 

 よく聞く言葉ではあるが、

 

 そんなものは

 

 待っていても

 

 出て来やしない。

 

 特に

 

 勉強などのように

 

 “できればやりたくないこと”

 

 に関しては

 

 なおさらである。

 

 

 “その気”

 

 というものは

 

 “やっているうちに湧いてくる”

 

 ものである。

 

 順序を勘違いしてはいけない。

 

 “その気になったからやる”

 

 のではなく

 

 “やっているうちにその気になってきた”

 

 が正解である。

 

 だから

 

 まずは行動にうつすこと

 

 が

 

 全ての始まりである。

 

 どうしても

 

 自分だけでは甘えが出てしまう

 

 場合は

 

 やらざるを得ない環境に

 

 身を置くことをすればいい。

 

 本気で

 

 我が子の将来を案じる

 

 のであれば

 

 保護者の方による

 

 強権発動があってもいい

 

 と思っている。

 

 子どもたちの適応力は

 

 我々大人が考えているよりも

 

 はるかに高い。

 

 当たり前の基準が違う環境

 

 に身をおけば

 

 比較的早い段階で

 

 その環境に適応していく。

 

 学習は習慣化が大事なので

 

 その時期は

 

 早ければ早い方が

 

 いい。

 

 取り掛かる時期が早い方が

 

 修正にかかる時間も短く、

 

 子どもにかかる負担も

 

 少なくて済むだろうからね。

 

 

 我が子がその気になるのを待っている間に

 

 手遅れになってしまうことだけは

 

 避けたいものである。