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葛藤…

 塾の看板を掲げて

 

 生業としている以上、

 

 やはり

 

 生徒たちの成績アップには

 

 強い

 

 “こだわり”

 

 がある。

 

 よって、

 

 “効果が得られるだろう”

 

 という確信のあるものを

 

 どんどん

 

 “仕組み”

 

 として取り入れ、

 

 全体の成績の底上げがなされるよう

 

 努めてきたつもりだ。

 

 

 その甲斐あってか、

 

 全県模試や定期テスト結果

 

 を見る限り、

 

 塾生全体の平均偏差値としては

 

 確かに上がってきているのだが、

 

 その一方で

 

 新規の入塾生が

 

 減ってきているのも確か。

 

 絶対的な学習量などを考えると

 

 ものすご~く

 

 ハードルの高い塾になってしまっている

 

 のかもしれないね。

 

 もちろん、

 

 中学準備スタート時から通っている子たち

 

 からすれば、

 

 これが“当たり前”になっているので、

 

 特に何も思わないのだろうけど…。

 

 

 この地域の

 

 多くの生徒の役に立ちたい

 

 という想いで

 

 大きな志を持って

 

 開塾したのだが、

 

 その思いとは裏腹の現状に

 

 葛藤がある。

 

 コロナ禍以前は、

 

 どの学年も満席で

 

 入塾したくてもできない塾

 

 だったのだが、

 

 随分と状況は変わってしまったな

 

 と思う。(苦笑)

 

 

 成績アップは

 

 一般的な商品ではないため

 

 簡単に購入できる代物ではなく、

 

 あくまで

 

 本人の努力あってのものなのだが、

 

 そこを頑張れない子が

 

 増えているように思う。

 

 なんとなく惰性で進んでしまうことが

 

 当たり前になってしまったら、

 

 いざという場面で

 

 頑張れないと思うのだが、

 

 そんなことまでは

 

 考えが及ばないというより

 

 考えてもいないのだろうな…。

 

 何もないときにこそ

 

 いざというときのための準備を

 

 しておきたいものなのだけどね…。