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結果が出ない要因

 自分なりに勉強している

 

 つもりなのに

 

 結果が出ない…。

 

 そんな話をよく聞く。

 

 結果が出ないということは

 

 それなりの原因を抱えているわけで、

 

 根本から何かを変えなければ

 

 改善はされないだろうね。

 

 

 要因として考えられることを

 

 いくつか挙げてみるとしよう。

 

 

 ①自分の中の“基準が甘い”

 

 これはもう

 

 “あるある”だと思っている。

 

 “できる”ではなく

 

 “できそう”と思った段階で

 

 書き出して確認することなく

 

 “やったつもり”になってしまう。

 

 小テスト等を自分で実施して

 

 定着状況をチェックする作業を

 

 省いてはならない。

 

 

 ②一方通行の丸暗記をしている。

 

 重要語句などは双方向の暗記が必須。

 

 AだからB

 

 だけでなく

 

 BならばA

 

 という具合にね。

 

 説明文から重要語句を答える

 

 ことができるようになったら、

 

 重要語句からその内容を説明できる

 

 ということを目指そう。

 

 そうすることで

 

 確実に理解も深まり、

 

 得点率も上がっていくはず。

 

 

 ③説明を目で聴けていない。

 

 授業中、

 

 先生の話を目で聴くこと

 

 ができていなければ

 

 お話にならない。

 

 成績不振者の大半は

 

 目で聴けていないと思っている。

 

 その日の授業内容の詳細を

 

 他人に説明できないようであれば、

 

 頭を働かせながら

 

 目で聴けていないのだろうな…。

 

 

 ④そもそもの演習量が足りない。

 

 ①とも関係するが、

 

 絶対的な演習量が不足していれば

 

 必要な知識が定着しないので、

 

 得点力など上がろうはずもない。

 

 どれほどやり込んだらいいかは

 

 個人差が大きく出る部分であり、

 

 明確な基準など示すことはできないが、

 

 小テスト形式で状況を確認したり、

 

 問題演習時の正答率で

 

 おおよその判断はできる。

 

 中学内容であれば、

 

 よほどの応用問題でない限りは

 

 ほぼ条件反射に近いレベルで

 

 手が動くレベルが理想だと考えている。

 

 

 ⑤解き直しがいい加減。

 

 ここが一番大事なポイント!

 

 一度目の演習は

 

 解ける問題と解けない問題の仕分け

 

 作業である。

 

 ここで

 

 スムーズに解答できなかった、

 

 何となくで正解していた、

 

 わからなかった、

 

 などの問題をあぶりだし、

 

 その後、

 

 いかに“できる”状態に引き上げるか

 

 が大事なのである。

 

 学力が振るわないと嘆く者ほど

 

 学校課題等の解き直し

 

 をキチンとやっていないんだよね。

 

 赤ペンで答えを写したところで

 

 ただ提出できますよ

 

 という状態をつくっただけにすぎず、

 

 結局のところ

 

 何も力にはなっていないんだよね。

 

 上位層は

 

 課題を活用し

 

 中下位層は

 

 課題で作業をする。

 

 長年見てきた限りでは

 

 そんな傾向が強いかな。

 

 

 さて、

 

 いくつか挙げてみたがどうだろう?

 

 自分にあてはまる項目が

 

 あっただろうか。

 

 該当するものがあるのならば

 

 早急に改善に乗り出そう。

 

 もっと状況が深刻なことになる前に…ね。