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最近の中学生に思うこと

 ある程度は

 

 学習習慣があって

 

 基礎力が身に付いている

 

 という状態でなければ、

 

 途中入塾は厳しい。

 

 定期テストならまだしも、

 

 実力テストや入試問題ともなると、

 

 残念ながら

 

 入塾前のイメージほど

 

 簡単には

 

 対応できるようにはならない。

 

 

 知らない基礎知識が多すぎて、

 

 “まずはそれらを覚えること”

 

 から始めなければならないわけで、

 

 現行の学習内容にプラスして

 

 復習内容を1から覚えるとなると、

 

 相応に時間も労力もかかる。

 

 しかも

 

 覚えるべき量は膨大だ。

 

 そう簡単に消化できるものではない。

 

 だから、

 

 どうしても

 

 定期テストと比べると

 

 実力テストの成績アップは

 

 時間がかかる。

 

 

 

 それでも、

 

 くじけずに

 

 日々、

 

 薄皮1枚を重ねる作業を

 

 続けてもらわなければならない。

 

 高校入試は

 

 全範囲で実施されるのだからね。

 

 一朝一夕には

 

 それを乗り越える学力など

 

 養うことはできやしない。

 

 ひたすら継続することで

 

 ようやく

 

 浮上の目が伸びてくるんだ。

 

 

 学校の宿題は

 

 復習内容として課される

 

 ものが多いので、

 

 今までとは違った意識と取り組み方

 

 を心がけて

 

 有効に活用してほしい。

 

 宿題は

 

 失われたものを取り戻す

 

 大事な機会。

 

 出すことを目的とせず、

 

 補強を目的としよう。

 

 宿題は

 

 “自分に活かすもの”

 

 であり、

 

 “家庭における学習習慣”

 

 を身に付けるものでもあるからね。

 

 意味を持たすことができたら、

 

 宿題は

 

 実に“ありがたいもの”だと思うよ。

 

 

 少なくとも…

 

 提出日前日に

 

 慌てて

 

 やっつけで

 

 やるものではないよね…。(笑)