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目標が決まっていないからこそ…

 僕は

 

 小3~6までの4年間、

 

 担任の先生がずっと同じであった。

 

 Σ(´∀`;)

 

 その先生の影響を大いに受け、

 

 小学生の段階で

 

 教員になると決めた。

 

 もっとも…

 

 愛教大に入学し、

 

 教員免許も2種類保持しているが…

 

 思うところがあって

 

 結局、

 

 教員の道は選ばなかったけどね。

 

 

 目標が定まっていれば、

 

 そこから逆算して動きやすい

 

 と考える方は多いだろう。

 

 確かに、

 

 中学時代の担任から

 

 “今の成績では愛教大には入れない”

 

 と言われ、

 

 奮起した自分を思えば、

 

 “やりたいことが決まっている”

 

 というのは

 

 “前に進みやすい”

 

 とは思う。

 

 

 ただ、

 

 現実的に

 

 中学生の段階で

 

 将来の目標を定めている子

 

 の方が少ないのでは?

 

 と思っている。

 

 漠然とした何かは

 

 イメージしているのかもしれないが、

 

 具体的な目標があって

 

 そこから逆算して

 

 今を頑張って過ごしている

 

 という生徒には

 

 ほとんど出会ったことがない。

 

 だから、

 

 将来の目標がない

 

 あるいは

 

 決まっていない

 

 というのは

 

 おかしなことではないのだろうね。

 

 また、

 

 無理やり今すぐ決めろ

 

 というのも違うだろうと思う。

 

 

 だからこそ、

 

 声を大にして伝えておきたいことがある。

 

 

 やりたいことがない

 

 というのであれば、

 

 今はそれでいい。

 

 ただ、

 

 いつかやりたいことができたとき、

 

 それが実現できるように

 

 今のうちに“準備”をしておこう。

 

 ここでいう“準備”とは

 

 “選択肢を残しておく”

 

 ということだ。

 

 やりたいことが決まっていないから

 

 という理由で

 

 能力を低下させてしまっては、

 

 いざというときに

 

 軌道修正が困難

 

 になってしまう可能性がある。

 

 やりたいことが決まっていないからこそ、

 

 選択肢を広げるための努力

 

 をした方がいい。

 

 それが

 

 のちに自分を助けてくれるだろうからね。

 

 せっかくやりたいことが決まったのに、

 

 過去の自分のせいで

 

 それが実現できない

 

 というのは、

 

 あまりにも辛い結末だと思うよ。