中1生の
学年末テストの素点が出そろった。
出題レベルのわりに
学校の平均点が異様に低いのが
やはり気になる…。
先を見据えて
頑張らない子が増えてきている
ように思うし、
無理をさせななくてもよい
という風潮が
広がってきているように思う。
ただ、
今を頑張らないで
どうやって
未来の選択肢を増やしたり
さまざまな能力を鍛えたりできる
というのか。
甚だ疑問ではある。
ちなみに塾生平均は
国語:77.1点(最高94点)
社会:89.1点(最高100点)
数学:79.7点(最高95点)
理科:87.3点(最高94点)
英語:91.9点(最高99点)
5科:425.1点(最高482点)
となった。
塾生たちも取り切れていないが、
塾外生たちは
それ以上にとれていない。
…というか、
語弊をを恐れずに書けば、
正しく勉強できていない
と言えるだろう。
いくら範囲が広かったとは言え、
今回の出題レベルで
学校平均が
国語:48点前後
社会:53点前後
数学:51点前後
理科:52点前後
英語:59点前後
5科:263点前後
というのは
おかしいように思う。
学校の先生方を含め、
危機感を覚えるレベルである。
部活動の時間が大幅に減り、
宿題も以前ほど多くはなく、
個々の生徒たちが
より自分の時間を多く持てる
ようになったにもかかわらず、
学力下位層の子たちの割合が
増えているのは、
仕組みや環境に問題があるのだろうね。
もっとも、
頑張らない子たちが増えている
のであれば、
頑張った子たちは
努力が報われやすいとも言える。
学伸生たちには
先々を見据えて
日々の薄皮一枚を積み重ねる努力を
続けてもらう。
単に成績のみならず、
頑張っているからこそ底上げされていく
その他の能力も
伸ばしていってもらうよ。